介護福祉士の試験勉強はいつから始める?1発合格の私が5分で解決!
介護福祉士の資格取得を目指している人で、このような疑問をもっている人もいるんではないでしょうか?
実はこの記事を読めば、介護福祉士の国家試験に向けて
「いつから、どれだけ勉強すれば良いか?」
が、簡単に理解できるんです。
なぜなら、実際に自分自身が受験をして、試験に1回で合格できているからですね。
実体験をふまえながら、介護福祉士試験の勉強期間についてお伝えしていきます。
・介護福祉士国家試験の概要について
・介護福祉士の試験勉強はいつから始めれば良い?
・試験勉強のスタイル3つとそれぞれのメリット・デメリット
・介護福祉士合格のための効率的な勉強法
・独学で勉強する人に向けて、試験対策におすすめなテキスト紹介
この記事を読めば、介護福祉士の試験勉強はいつからやれば良いか、簡単に理解できますよ。
さらに、具体的な勉強方法や、実体験からお伝えする「試験対策のポイント」などもお伝えしていきます。
【この記事を書いた人】しゅうへい・ジャパン
【職業】介護職員、ケアマネジャー
【趣味】筋トレ、読書、アニメ鑑賞など
介護福祉士の試験に挑戦したときの経験から、「勉強の開始時期」についてお伝えします。
この記事の信頼性:介護福祉士、ケアマネ、社会福祉士の資格を取得しています。
介護福祉士試験の概要、試験の内容や難易度について
介護福祉士の国家試験は1年に1回開催され、試験の内容は「筆記試験」と「実技試験」の2種類があります。
多くの受験者は実技試験が免除になるので、実質的には「筆記試験」のみとなりますね。
国家試験に合格すると、「介護福祉士」の資格が取得できるんです。
介護福祉士は介護系で唯一の国家資格であり、介護業務についてる人の多くは資格を所有しています。
- 資格手当や処遇改善金がもらえる
- 転職に有利
- 昇給・昇格にも有効である
実は介護福祉士の資格を取得することによって、上記のようなメリットもあるんです。
手当や昇給などは事業所によりことなります。
- 介護の仕事に就きたい人
- 今現在介護の仕事をしていて、今後も続けていく予定の人
このような人は、ぜひ資格取得に挑戦していきましょう。
介護福祉士の資格をもっているメリットは、経験年数を重ねるごとに大きくなっていきますよ。
介護福祉資格のメリットについては、下記の記事で詳しくお伝えしています。
介護福祉士の国家試験について、こまかい概要などお伝えしていきます。
試験の申込、試験日・試験時間
試験の申込:8月上旬~9月上旬
試験日
- 筆記試験:1月下旬
- 実技試験:3月上旬
※筆記試験は毎年、1月の最終日曜日に開催することが多いです。
合格発表:3月上旬
受験料:18,380円
試験時間(午前・午後、3時間40分)
- 午前中……10:00~11:50
- 午後……13:45~15:35
出題形式:五者択一
※5つの選択肢から正解を1つ選択する方式
介護福祉士試験は1日がかりで行う試験であり、体力や集中力を多く必要とします。
勉強はもちろんのこと、体調管理も万全にする必要がありますね。
試験内容
介護福祉士試験の内容は以下の通りです。
介護福祉士試験内容
設問数 | 科目名 |
---|---|
➀…12問 | 人間の尊厳と自立、介護の基本 |
➁…10問 | 人間関係とコミュニケーション・コミュニケーション技術 |
➂…12問 | 社会の理解 |
④…26問 | 生活支援技術 |
⑤…8問 | 介護過程 |
⑥…8問 | 発達と老化の理解 |
⑦…10問 | 認知症の理解 |
⑧…10問 | 障害の理解 |
➈…12問 | こころとからだのしくみ |
⑩…5問 | 医療的ケア |
⑪…12問 | 総合問題 |
合計125問 | ※合格するには全ての科目で得点することが必須 |
合計13科目、125問が出題されます。
合格基準点は60%を基準として、問題の難易度で補正した点数です。
注意点としては、「全ての科目で0点があってはダメ」ということ。
全科目で少なくとも1点はとらないと、試験は不合格になってしまいます。
試験時間は220分、問題は125問なので、平均して1問に2分かけられない計算になります。
焦りは禁物ですが、ペース配分を考えないと最後まで回答できないので、問題を解く時間にも注意が必要ですね。
受験資格取得のルートとは?
介護福祉士の資格取得のルートは以下の通りです。
介護福祉士資格取得ルート図
どのルートを通っても、介護福祉士の国家試験に合格する必要があります。
福祉高校ルートの一部、EPAルートでは実技試験の合格も必要です。
資格取得のルートについて詳しく知りたい人は、下記のホームページにてご確認ください。
介護福祉士試験の難易度
直近5年間の介護福祉士の合格率はこちら。
青の棒グラフ | 赤の棒グラフ | 黄色い折れ線グラフ |
受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) |
直近5年の試験合格率は約7割であり、福祉系の試験の中では難易度がやや低めになります。
しかし、10人受験して3人は不合格になるわけなので、試験勉強をしないと合格は難しいですね。
実際に自分のまわりでも不合格になった人がいます……
介護福祉士の資格は試験に合格することも大変ですが、受験資格を満たすことのほうがハードルが高くなってますね。
介護福祉士試験の難易度について、他の記事で詳しくお伝えしています。
介護福祉士試験の勉強はいつから始めれば良い?
結論から言いますと、介護福祉士の試験勉強は3~6ヵ月前くらいから開始するのが良いですね。
介護福祉士の試験勉強の目安は250時間ほどといわれており、3~6ヵ月前から始めれば、1日2~3時間ほどで間に合う計算だからです。
勉強時間を250時間と設定すると……
・3カ月前から勉強を開始する場合
250時間÷3カ月(90日)≒2.78……1日に2時間30~3時間ほど
・6ヵ月前から勉強を開始する場合
250時間÷180日≒1.39……1日に1時間30分ほど
自分も試験に合格したときは、6ヵ月ほど前から少しづつテキストを読み始めました。
働きながら勉強していたので、少し余裕をもって早めに勉強を始めたんです。
試験までには試験範囲を勉強し終わり、少し余裕をもって試験に挑めました。
介護福祉士の試験に合格できる勉強時間の目安は250時間。
3~6ヵ月前くらいから勉強を開始して、1日2~3時間ほどの勉強を積み重ねれば、試験に間に合います。
勉強開始時期は自分の生活スタイルから逆算しよう
勉強期間のおすすめは3~6ヵ月になりますが、これはあくまで目安の期間です。
1日に3時間以上の勉強時間がとれるなら、試験1カ月ほど前から勉強しても間に合います。
「毎日忙しくて時間とれないよ……」
なんて人は、9カ月くらい前から毎日1時間づつ勉強してもOK。
人それぞれ事情がありますので、捻出できる時間に合わせて勉強を開始するのも、1つの方法ですね。
忙しい人におすすめ!勉強時間捻出術!
自分自身、仕事をしながら試験勉強をしていたので、かなり忙しかった記憶があります。
時間がない中で、自分が実践していた「時間捻出術」は以下の3点
- 普段より30分早起きして勉強
- 移動時間や待ち時間に勉強
- 何か作業しながら耳から勉強
早起きして朝いちばんに勉強すると、頭がスッキリしているのでかなり集中して勉強できるのでおすすめです。
あとおすすめなのは、スキマ時間や何か作業している時間を勉強時間にあてること。
1回の時間は15分程度でも、積み重ねれば多くの勉強時間が確保できます。
忙しい人ほど、早起きしたり、スキマ時間を上手く活用したりしてみてくださいね。
「働きながら介護福祉士の資格はとれるの?」という疑問に対して、解説している記事があります。
介護福祉士試験の勉強スタイル3つとそれぞれのメリット・デメリット
実は「介護福祉士の試験勉強」といっても、方法は1つではありません。
大きく分けて3通りの勉強方法があるんです。
- 通学しながら勉強する
- 通信講座で勉強する
- 独学で学ぶ
多くの企業で通信・通学講座を開催していますし、テキストも出版していますよ。
ユーキャンや資格の大原などの企業で通信講座の受講ができます。
それぞれの方法で、効率よく勉強できたり、かかる費用が高額だったりという、メリット・デメリットが存在します。
自分の生活に合った、無理なく継続できる勉強方法を選ぶことが大切になってきますよ。
それぞれの勉強スタイル3つについて、メリットやデメリットについてお伝えしていきます。
勉強方法➀:通学
専門学校などに短期間通って、介護福祉士の試験合格を目指す方法です。
プロの講師が教えているので、勉強の内容が理解しやすい点が大きなメリットとなりますね。
あと、勉強で分からない部分はすぐに質問できる点が、通学学習の良いところです。
同じ目的を持つ人が集まって勉強するので、モチベーションの維持にもつながりますよ。
デメリットとしては……
- 通学のスケジュール調整が必要
- 独学や通信講座より費用が高い
これらの点が挙げられます。
通学講座は安くても3~4万円、高いと20万円弱かかる場合もあります……
学習スタイルも様々なので、通学を考えている人はチェックしておいてくださいね。
こんな人は通学での勉強がおすすめ
- 費用はかかっても、確実に試験に合格したい
- 自分1人では勉強方法が分からない
- 勉強に対する集中力やモチベーションを維持したい
「お金や時間は多少かかっても、試験に確実に合格したい!」
という人は、通学講座で勉強するのがおすすめです。
勉強方法➁:通信講座
「通信講座に申し込んで勉強する」、この方法も資格試験の勉強方法の1つです。
送られてくるテキストや問題集で勉強したり、模擬試験を受けたりして資格取得を目指します。
通学とは違い自宅で学習するので、通学講座よりスケジュール調整がしやすいですね。
また、試験のポイントを抑えている教材なので、効率的に勉強することができます。
さらに、勉強で分からないことがあれば、メールなどで聞くことも可能ですよ。
通学ほどではありませんが、独学より費用がかかること、質問の返答に時間がかかることがデメリットとしてあげられますね。
通信講座は通学よりもかかる費用は低めですが、3~5万円ほど費用はかかってしまいます。
通信講座はこんな人におすすめ!
- 自分では勉強する方法が分からない
- スケジュール調整が苦手
- 独学で試験に挑戦するのは不安
このような人は通信講座がおすすめですね。
テキストや過去問で効率的に勉強して、試験合格をめざしましょう。
下記の記事では、自分が実際に「ユーキャンの通信講座」を受講した際のレビューをお伝えしています。
通信講座の受講を検討している人は、チェックしてみてください。
勉強方法➂:独学
3つ目は「独学で試験合格を目指す方法」になります。
自分でテキストや過去問を勉強して、試験の合格を目指す方法です。
通学、通信講座よりも安価に学べることが大きなメリットになります。
しかし、参考書選びや勉強のスケジュール調整など、すべて自分で行わないといけません。
自分で勉強方法を考えたり、スケジュール調整をしたりと、自発的に行動できる人は独学での勉強が向いてます。
こんな人は独学で合格を目指そう!
- 受験にかかる費用は最小限に抑えたい
- 勉強方法やスケジュール、テキストなど自分で決めたい
- 勉強に対するモチベーションの維持ができる
費用を抑えながら資格を取りたい人、自分のペースで勉強したい人は、独学で勉強するのがおすすめです。
介護福祉士試験の独学については、別の記事で詳しくお伝えしていますよ。
介護福祉士試験に対する効率の良い勉強方法
結論からお伝えします。
「効率の良い勉強方法はない」、これが答えです。
介護福祉士の試験に合格したければ……
- テキストを読んで理解を深める
- 過去問をくり返し解く
この2つを繰り返すことが1番大切なんです。
過去問を実際に解いてみないと、問題を解くことに慣れないし出題傾向がつかめません。
テキストを読まないと「なぜそうなる?」という、物事の道理が理解できないんです。
だから効率の良い勉強方法などは考えず、泥臭くテキストを読んで、過去問をひたすら解きましょう。
「過去問だけやっとけばOK!」
という人もいますが、個人的にはテキストも勉強するのがおすすめですね。
試験範囲の内容を体系的に学ぶことができるからです。
「テキストを読んで過去問を解く」これが基本で王道
上記でもお伝えしましたが、大切なのでもう1度。
介護福祉士の試験勉強に、効率良く簡単に学ぶ方法はありません。
- 通学
- 通信講座
- 独学
どの勉強方法を選択しても、やるべきことの基本はかわらないんです。
- テキストを3~5回、しっかり読み込む
- 直近5年間の過去問を3~5回、回答率95%を超えるよう勉強する
基本的な勉強をコツコツと積み上げることが、1番大切で結果をだせる方法になります。
最終的に結果をだす人は、基本的なことを愚直に継続できる人なんです。
おすすめしない勉強方法3選
効率的な勉強方法はありませんが
「こんな勉強方法はおすすめしない」
という、効率的でない勉強方法をお伝えしておきます。
- 要点をノートにまとめる
- 得意分野”だけ”で点数を稼ぐ
- いろんな参考書・勉強方法に手をだす
これらの勉強方法は、自分自身が実践して失敗した方法です。
時間を大幅に無駄にしたり、知識として身にならなかったりと、試験のあとで後悔したことを覚えています……
この3つの方法はさけて、基本に忠実にテキストと過去問を勉強したほうが効率的です。
試験前は色々と不安になりますが、基本ができていれば問題ありません。
上記のおすすめしない勉強法について、少し解説を加えていきます。
要点をノートにまとめる
テキストを読んで要点をノートにまとめる方法、これは個人的におすすめしません。
テキストの内容自体が、要点をまとめた形になっているからです。
さらに、ノートに要点をまとめたことで満足して、そのあと勉強せず知識として身につきにくいんですよね。
ノートにまとめる方法は費用対効果が低く、時間や労力の割に合わない方法なのでおすすめできませんね。
得意分野”だけ”で点数を稼ごうとする
簡単に言えば、「山をはって勉強する」ということです。
これはやめておいたほうが良いですね。
介護福祉士の試験は、どの科目でも「0点」があると不合格になります。
得意分野しか勉強せず0点の科目があれば、9割点数がとれていても不合格。
得意分野は点数を落とさないようにして、不得意な分野もしっかり勉強しておきましょう。
いろんな勉強法、参考書に手をだす
参考書をたくさん買ったり、いろんな勉強方法を実践したりしても、全て中途半端なるので要注意です。
いろんなことに手をだしても、自分の知識として残らなかったら意味がありません。
色々やると集中力や労力が分散するので、効果的な勉強ができないんですよね。
やるなら、テキスト1冊、過去問1冊を一語一句覚えるまで勉強したほうが、試験の合格率は高くなります。
試験に不安はつきものですが、だからこそ一点突破で合格を勝ち取りましょう。
余裕があれば一問一答問題集、アプリ、動画などで学ぼう
基本的には、テキストと過去問をくり返し勉強しておけば問題ありません。
しかし、試験1カ月以上前に……
- テキストはほぼ完璧に理解できた
- 過去5年間の問題はパーフェクト
なんて状態であれば、一問一答形式の問題集や動画、アプリなどで知識を深めたり、多くの問題に触れたりするのも効果的ですね。
知識を深めれば、回答の選択肢が1個削れるかもしれません。
多くの問題に触れることで、出題パターンがより多く理解できます。
試験までに1カ月以上あって基本が完璧に近い状態であれば、より知識を深める勉強方法も検討してみてください。
介護福祉士試験、独学で勉強するときのおすすめ参考書これだ!
通学や通信講座で勉強するときには、テキストや過去問は用意されています。
しかし、独学で勉強する際には、テキストなど自分で用意しないといけません。
自分がおすすめしたい「独学で勉強するときの参考書」は以下の2つの組み合わせです。
独学での勉強でおすすめしたい参考書
ユーキャンのテキストと過去問
中央法規の「見て覚える!国試ナビ」と過去問
「おすすめテキスト」をネットで検索してみると、必ず上位にランクインしている参考書です。
実際に使って勉強してみましたが、かなり使いやすいテキストになってますよ。
介護福祉士・ケアマネ受験のときはユーキャン、社会福祉士受験のときは中央法規の参考書で勉強しました。
これらの参考書のメリットは、見やすくて内容も理解しやすいこと。
ポイントを分かりやすく解説しているし、図解や表も多くて頭に入りやすいんですよね。
「独学で介護福祉士の試験を受験しよう」という人は、ぜひこの2つの参考書はチェックしてみてくださいね。
この2つの参考書について、少し解説を加えていきます。
おすすめ参考書➀:ユーキャン\
おすすめする参考書の1つめは「ユーキャン」のテキストと参考書になります。
ユーキャンは、介護福祉士も含めた資格の通信講座でも、超有名な企業ですよね。
ユーキャンのテキストや過去問は、ポイントがしっかり解説されているし、図解や表などイラストが多いです。
文字だけだと読むのが疲れますが、図解などが多いと覚えやすく勉強もスムーズなんですよね。
テキストと過去問は同じ出版社のほうが勉強しやすいので、購入するならセットで買うのがおすすめです。
おすすめ参考書➁:中央法規
中央法規の国試ナビと過去問もおすすめの参考書です。
国試ナビは「見て覚える!」というキャッチコピーの通りで、眺めながら勉強できるすぐれもの。
国試ナビで知識を学び、過去問で問題に慣れれば、効率的な勉強ができますよ。
介護福祉士の試験ではありませんが、社会福祉士受験のときには、多くの受験者の方が「国試ナビ」で勉強していました。
テキストはオールカラーで勉強しやすく、Amazonレビューでも高評価が多い参考書です。
独学で受験のときには、1度はチェックしておきましょう。
介護福祉士試験におすすめの参考書については、下記の記事でも解説しています。
介護福祉士1発合格の私が伝えたい合格率をあげる5つのこと
自分が介護福祉士を受験したときの経験をふまえて、今後に受験を考えてる方にアドバイスしたい点が5つほどあるんです。
- 勉強の基本はテキストと過去問
- 問題文は2回読む
- 試験1カ月前は知識の精度をあげていこう
- 試験会場では目の前のテストに集中せよ
- 体調管理は勉強より大切だ
これらのポイントは、自分が試験のときに大切さを実感した内容ですね。
意識しておくことで効果的に勉強できて、合格率もUPしますよ。
介護福祉士やケアマネなどの試験を経験するたび、ちょっとしたコツがすごく大切なんだと実感しています。
自分が感じた「試験のときに意識したいポイント」について、解説を加えていきますね。
勉強の基本はテキストと過去問
この記事では何回かお伝えしていますが、やはり大切なのは……
- テキストで知識を学ぶ
- 過去問で問題を解くコツを覚える
この2点が超大切なんですよね。
ほとんど勉強しないで試験に合格できる人もいます。
過去問だけ、一問一答だけ勉強して合格する人もいます。
しかしそれだけで合格できる人は、せいぜい合格者の1~2割ほど。
確実に合格したいのであれば、テキスト・過去問をくり返し勉強しておくことをおすすめします。
問題文は2回読むべし
介護福祉士の試験は結構タイトなスケジュールで、問題数125問に対して回答時間が220分、1問に2分かけられません、
少し急ぐことにはなりますが、問題文や選択肢の文章は2回読んだほうが良いですよ。
あせって選択肢を間違える可能性があるからです。
1科目に0点があったり、合格点に1点でも足りないと不合格になります。
回答率を少しでもあげるため、問題文・選択肢の文章は2回づつ読みましょう。
試験1カ月前は知識の精度あげに専念
試験1カ月前ほどになったら、新たな知識を入れるよりも、今の知識の精度をあげることに専念してください。
試験までに時間がないときに新たなことを学んでも、本番で使えない可能性が高いからです。
不安になって、いろんなことやりたくなる気持ちは良く分かります。
自分は試験1カ月前にあせって新たな参考書を勉強し、全て中途半端になり勉強時間が足りなくなった経験があります。
試験直前では新たな知識を学ぶより、今まで学んだことをくり返し勉強するほう効果的です。
そのほうが取れる点数があがり、合格により近づくことができますよ。
試験会場ではまわりに飲まれるな
「試験あるある」なんですが、試験会場に行くと、自分以外の人が全員賢く見えませんか?
しかし安心してください。あなたも他人から見れば賢く映っているんです。
そこで意気消沈していては、試験に集中できません。
やるべきことは他人と自分を比べることじゃなく、目の前の試験に集中すること。
他人と比べて落ち込んでるヒマはありませんよ。
そういう気持ちになる前に、試験までテキストや参考書で、試験内容の総復習に専念していきましょう。
体調管理は万全に
もしかしたら、これが1番大切かもしれません。
試験日には体調万全でのぞめるように調整していきましょう。
今まで試験勉強を頑張ってきても、体調がすぐれなければ力の6~7割ほどしか発揮できません。
それこそ、努力が水の泡になってしまいます……
- 栄養バランスの良い食事をとる。
- 睡眠は7~8時間しっかりとる。
- 寒い時期なので、風邪・寒さ対策を万全にしておく。
これらを1カ月ほど前から、遅くとも2週間前から実践しておくと良いですよ。
後悔しないため、ベストパフォーマンスを発揮するために、体調は万全にしておきましょう。
介護福祉士の勉強はいつから?まとめ:1日の勉強時間を考えて、6ヵ月くらい前からコツコツ勉強しよう!
介護福祉士試験の勉強はいつから始める?
介護福祉士の試験に合格できる勉強時間の目安は250時間です。
3~6ヵ月前くらいから勉強を開始して、1日2~3時間ほどの勉強を続けていけば間に合いますよ。
勉強時間を250時間と設定すると……
3カ月前から勉強を開始する場合
250時間÷3カ月(90日)≒2.78……1日に2時間30~3時間ほど
6ヵ月前から勉強を開始する場合
250÷180日≒1.39……1日に1時間30分ほど
自分にあった勉強スケジュールが組めるよう、開始時期を調整することが大切です。
- 通学して学ぶ
- 通信講座を利用する
- 独学で勉強する
介護福祉士試験の勉強方法
- テキストで知識を学ぶ
- 過去問で問題を解く方法、出題傾向を学ぶ
これを3~5周繰り返し勉強すること。
- 要点をノートにまとめる
- 得意分野”だけ”で得点を稼ぐ
- いろんな参考書・勉強方法に手をだす
独学でおすすめな参考書
- 「ユーキャン」のテキストと過去問
- 「中央法規」の国試ナビと過去問
- 勉強の基本はテキストと過去問
- 問題文は2回読む
- 試験1カ月前は知識の精度をあげていこう
- 試験会場では目の前のテストに集中せよ
- 体調管理は勉強より大切だ!
介護福祉士の資格は、介護業界で働くなら確実にとっておきたい資格です。
給料があがるだけでなく、転職の幅が広がったり、昇給・昇格の判断材料にもなります。
直近5年での合格率は7割を超えている資格ですが、不合格になる人も確実にいるんですよね。
効率的に楽な勉強方法などありません。
勉強時間を捻出して、基本的なことをコツコツ積み上げていくしかないんです。
この記事をここまで読んでくださった人は、「合格する方法」は学んだはず。
あとはやるだけですね。
自分を信じて、やるべきこと積み上げていきましょう。
そうすれば、必ずや明るい未来がまっています!
今回はここまで。
長文、最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまた!