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介護福祉士に向いてる人とは?介護歴15年の私が分かりやすく解説!

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介護福祉士に向いてる人とは?介護歴15年の私が分かりやすく解説!

相談者
相談者
介護福祉士に向いている人ってどんな人なんだろう?自分は向いているのかな……

 

上記のように、介護福祉士の仕事について

「どんな人が介護福祉士に向いているのか?」

という疑問をもつ人、いるのではないでしょうか?

 

実は、この記事を読めば「介護福祉士に向いている人」の特徴が簡単に分かるんです。

なぜなら介護現場にて、実際に介護職として15年間働いているからですね。

実体験から「介護福祉士に向いている人」をお伝えすることができます。

 

この記事で解決できる疑問・悩み

・介護福祉士に向いている人とはどんな人?

・介護福祉士に向いてない人とは?

・介護職を15年経験して伝えたい、介護福祉士として大事なこと…など

 

この記事を読めば「介護福祉士に向いている人」の特徴が、簡単に理解できますよ。

 

この記事を書いた人:しゅうへい・ジャパン

職業:介護職兼ケアマネ

趣味:筋トレ、読書、アニメ鑑賞など

介護歴15年の経験から、介護福祉士に向いてる人の特徴をお伝えしていきます。

 

 

この記事の信頼性:介護福祉士・社会福祉士・ケアマネの有資格者です。

 

 

 

 

介護福祉士に向いている人とはどんな人?

自分は介護業界で働いて15年目になります。

その15年の中で

「こんな人は介護福祉士に向いているな」

と、思った人の特徴がいくつかあるんですよね。

 

その特徴が全部そろっていなくても全然OK。

「介護福祉士に向いてるな」と思える人の特徴5つ挙げていきます。

 

介護福祉士に向いている人の特徴5選
  • 体力と強い精神力を持っている
  • 人と関わることが好き
  • マメである
  • ONとOFFの切り替えがしっかりできる
  • 心は暖かく、頭はクール

 

再度お伝えしますが、これら全てに当てはまらなくても大丈夫です。

 

あくまで「向いている人の特徴」なので、1つでもあてはまれば、介護福祉士の仕事に向いている可能性がありますよ。

 

向いている人の特徴5選、詳しく説明していきます。

 

介護に向いている人の特徴➀:体力と強い精神力を持っている

介護福祉士といっても、デイサービスや訪問介護、施設職員など、働きかたは色々です。

しかし、どんな働きかたでも共通なのは、「体力や精神力がすごく大事」ということ。

 

介護は食事、排泄、入浴介助などの身体介護や、掃除や買い物など生活援助を行います。

また、利用者さんやそのご家族とコミュニケーションをとったり、職場の同僚や上司との関わり合いも必要です。

 

介護の面では「体力」が必要だし、人間関係のストレスに耐えるには「精神力」が必要になります。

 

「体力」と「精神力」が備わっている人は、介護福祉士に向いてると人材だといえます。

 

介護に向いている人の特徴➁:人と関わることが好き

介護福祉士は、利用者さんやそのご家族、他の事業所やケアマネなど、色々な人と関わり合う仕事です。

いろんな人と新しい出会いがたくさんあるし、他者とコミュニケーションを積極的にとっていく必要があります。

 

人と関わり合うことが好きで、楽しみながら人間関係を築ける人なら、楽しみながら介護の仕事ができるんです。

人との関わり合いがの苦手だと、利用者さんと上手く信頼関係を築くことができません。

 

人と関わることが好きな人は、きっと介護職に楽しみを見出すことができます。

 

介護に向いている人の特徴③:マメである

介護職に向いているなと思う人は、結構マメな人が多いですね。

介護職としてマメな人の特徴

  • 利用者さんのこまかい変化に気がつく
  • 消耗品の補充をする
  • 働いている場所の清掃や整理整頓  など

 

利用者さんに対してや生活環境の整備など、あらゆることにマメな人は、どんな事業所でも重宝される介護職です。

 

介護職に向いている人の特徴④:ONとOFFの切り替えが上手

介護の仕事は、職員間や利用者さんとの人間関係において、かなりのストレスを受ける仕事です。

1つひとつは小さなストレスでも、積み重なってくると大きくなり、確実に心身へと影響がでます。

 

実際に心が疲れて休職したり、退職する職員をみてきました。

ストレスと上手く付き合い、定期的に発散することがすごく大事なんです。

 

  • 仕事のときは「ストレスは感じるもの」と割り切って仕事する
  • 1歩職場を離れたら、全部忘れて思いっきり自分の好きな時間を過ごす

 

ONとOFFの切り替えが上手いと、ストレスとも上手く付き合えて、仕事のパフォーマンスも高く維持できるんです。

 

介護に向いている人の特徴⑤:心は暖かく、頭はクール

利用者さんに対して、心あたたまるような支援をする人、すごく良い介護士さんだと思います。

しかし、それだけで向いているとは言えません。

 

  • 目の前の利用者さんのニーズの把握
  • 他の業務の進捗状況の観察
  • 自分がやるべき仕事やチームとしてやるべき仕事の見極め   など

 

暖かい支援を提供しつつ、頭はいつも冷静に、いろんなことを考えないといけません。

また、利用者さんや他の職員のことでストレスを感じても、いつも冷静に対応する必要があるんです。

 

やさしいだけでなく、いつも冷静に物事を判断できる人は、介護職に向いている人だといえますよね。

 

介護業界に興味があり「向いてる人の特徴」にあてはまる人、ぜひ介護業界に挑戦してみませんか?

下記の記事では「介護業界の転職」についてお伝えしています。

 

 

介護福祉士に向いてない人ってどんな人?

向いている人は上記に挙げましたが

「向いていない人ってどんな人?」

と、気になりませんか?

 

介護職として働いてきて「こんな人は介護に向いてない」と思う人の特徴を5つ挙げていきます。

 

介護職に向いてない人の特徴5選
  • キレイ好き
  • 人とのコミュニケーションが苦手
  • 体力がなく、メンタルが弱いと自覚している
  • 自分のペースで仕事したい
  • 決まった時間に仕事したい

 

上記のような特徴があっても、介護職として働くことは可能です。

しかし、業務の中で大きなストレスを抱えたり、疲労がたまったりして、心身に影響がでる可能性がありますよ。

 

もし上記のような特徴がある人で介護職を希望するなら、ストレスや疲労予防への対策が必要です。

 

「介護職に向いていない人の特徴」について、具体的にお伝えしていきます。

 

介護に向いてない人の特徴➊:キレイ好き

介護の仕事は

  • 食事
  • 入浴
  • 排泄

少なからず、それそれの介助を行う場面があります。

 

利用者さんの食事の食べこぼしや排泄物の処理など、キレイとはいえない仕事も多いです。

 

キレイ好きな人で「他人の食べこぼしや下のお世話なんてムリ!」という人は、介護の仕事に向いてないでしょうね。

 

介護に向いてない人の特徴❷:人とのコミュニケーションが苦手

介護士に向いている人の特徴で「人とのコミュニケーションが得意な人」を挙げました。

 

介護職は利用者さんはもちろん、そのご家族や職場の人など、人と関わり合う場面がとても多いです。

人とコミュニケーションをとりながらすすめていく仕事なので、苦手だからといって避けては通れません。

 

他人と関わるのが苦手で苦痛に感じてしまう人は、介護の仕事には向かないかもしれませんね。

 

「人に伝えることが」スムーズになるコツについて、お伝えしている記事があります。

 

介護に向いてない人の特徴❸:体力がなく、メンタルが弱いと自覚している

介護職は体力勝負なところがあります。

 

食事、排泄、入浴介助はもちろんのこと、移動・移乗介助など、体力を使う場面がとても多いです。

さらには、利用者さんやご家族との関わり合いや、職場の人間関係など、精神的なタフさが要求されます。

 

介護は体力と精神力の両方が必要な、ハードな仕事なんですよね。

 

体力に自信がなかったり、メンタルが弱かったりする人は、それなりの覚悟をもって介護の道を選ぶ必要があります。

 

介護に向いてない人の特徴❹:自分のペースで仕事がしたい人

介護の仕事は「自立支援」です。

利用者さんが自分の力で生活できるよう、日常生活で困難な場面を支援する仕事になります。

なので、利用者さんのペースに合わせての仕事になるんですよね。

 

「今忙しいから後にして!」

と、できないのが介護の仕事。

自分のペースで仕事できることのほうがめずらしいです。

 

自分のペースで仕事したい人にとって、介護職はストレスに感じてしまう場面がとても多い。

 

マイペースで仕事したい人にとって、介護の仕事は向いてない可能性が高いです。

 

介護に向いていない人の特徴❺:決まった時間に仕事したい人

「仕事は朝9時~夜6時まで」

このように決まった時間に仕事したい人は、常勤で介護職をするのはキビシイかもしれません。

非常勤で働く場合、時間は応相談なので大丈夫です。

 

介護施設で働く場合は、シフトで働くことが多いので勤務時間はバラバラです。

夜勤もある場合、生活リズムを整えるのが結構大変なんですよ。

 

介護は利用者さんに合わせて仕事するので、時間で区切るのが難しいんです。

決まった時間に仕事したい人は、働きかたに制限がかかることを理解しておきましょう。

 

向いてない人でも、介護の「仕事のやりがい」を見つけると向いてるポイントも見えてくると思います。

「介護職の仕事のやりがい」についてまとめた記事があるので、参考にしてみてください。

 

そもそも、介護福祉士ってどんな仕事するの?

「そもそも、介護福祉士ってどんな仕事するの?」

「介護福祉士」という名前は聞いたことがあるかもしれませんが、仕事内容まで知らない人もいるのではないでしょうか?

 

介護福祉士としての基本的な仕事は、大きく分けて2種類です

介護福祉士の主な役割

1:身体介護:食事・排泄・入浴など、直接的に利用者さんの介護を行うこと

2:生活援助:掃除や洗濯、買い物などの日常生活の支援をすること

 

介護福祉士の仕事は、利用者さんに必要である「身体介護」や「生活援助」を提供すること。

 

利用者さんが自立した生活が送れるように支援することが、介護福祉士の役割となっています。

 

介護福祉士の仕事内容については、別の記事にて詳しくお伝えしています。

 

介護福祉士ってどんな資格なの?

まずはじめに、「介護福祉士」とは資格の名称であり、仕事内容のことではありません。

 

「介護福祉士」という資格は「社会福祉士及び介護福祉士法」に制定されている介護関係の資格であり、介護職では唯一の国家資格になります。

 

介護福祉士は「名称独占」という資格で、資格がなくても同じ内容の業務ができます。

しかし、資格がない場合は「介護福祉士」を名乗ることはできません。

 

介護福祉士の資格はどうやってとるの?

介護福祉士の資格をとるルートはいくつかあるんです。

 

介護福祉士資格の取得ルート図

 

受験資格を得るには、3つのルートがあります。

実務経験ルート 実務経験3年+実務者研修or(介護職員基礎研修+各淡吸引等研修)
養成施設ルート 介護福祉士の養成施設を卒業後に介護福祉士となるルート
福祉系高校ルート 福祉系高校・特例高校等を卒業するルート

 

EPAルートは外国籍のかたが介護福祉士の資格を目指すルートです。

 

働きながら介護福祉士を目指す場合は「実務経験ルート」で、資格取得を目指すことになります。

 

介護福祉士の仕事の難易度について、こちらの記事を参考にしてください。

 

介護福祉士の仕事は向いてないとできないの?

結論からいいますと、介護福祉士の仕事は向いてなくてもできますよ

 

働きながら、苦手な部分を克服していくことができます。

さらには、ある部分は苦手でも、他の部分で介護職に向いてることもあるんですよ。

 

  • 介護には「コミュニケーションが大事」だからと、本を買って勉強しようとか
  • こまかいことに気が付くのが苦手だけど、体力や精神力では負けないとか

 

自分が向いてないと思っても、実際に仕事すれば成長できるし、後天的に学ぶこともできます。

 

上記で挙げた「介護職に向いている人」しか、介護職につけないわけではありません。

「介護職に向いてない人」は、介護の仕事ができないわけでもありませんよ。

 

あくまで「向いているか否か」です。

実際に介護業界で15年働いていますが、向いていない人も多く見かけます。

向いてなくても、努力次第でどうにでもなるんです。

 

介護の仕事に興味があるなら、自分は向いてないと思っても、絶対にチャレンジしてみてください。

想いが強ければ、向いてなくても道は開けますよ。

 

介護福祉士の資格のメリットについて、他の記事で詳しくお伝えしています。

 

介護業界で働いて15年、仕事で大事だと思うこと

介護業界で働いて15年になります。

働く中でいくつか大事だと思うことはあったのですが、今はかなり絞られてきました。

個人的に、介護職で「大事だな」と思うことは3つほど。

 

介護福祉士の仕事で大事なポイント3点
  1. 介護の仕事は人間関係がキーポイント
  2. 依存先は多くしよう
  3. スキルアップを目指そう

 

働きながら上記の3点が大切だと感じ、少しづつ実践してきました。

介護の仕事を15年以上、心身ともに健康で続けられているのは、この3つのポイントを抑えているからです。

 

「3つの大事なポイント」について、具体的にお伝えしていきます。

 

介護の仕事は人間関係がキーポイント

介護の仕事では、人間関係が職場の良し悪しを決めるといっても過言ではありません。

お伝えするのは「人間関係をスムーズにするための心得」みたいなものです。

 

「人間関係をスムーズにするための心得3つ」

➀他人に期待・依存はしない

他人への期待は依存へ変わり、大きなストレスになり自分に返ってきます。他人への期待や依存はおすすめしません。

➁他人の否定・批判はしない、同調もしない

他人への否定・批判はネガティブしか生みません。同調も「負の仲間意識」が芽生えるのでやめた方が良いです。

③仕事と割り切って付き合う

職員同士の仲が良すぎると、めんどくさい人間関係になりがちです。避けたいなら、仕事と割り切って付き合いましょう。

 

自分自身が介護歴15年のなかで学んだコツです。

実践して気持ちが軽くなったのでおすすめですよ。

 

依存先は多くしよう

介護の仕事はストレスフルです。

ストレスを定期的に発散させて、上手くストレスと付き合っていくことが、介護職として大事だと感じてます。

そのためには、依存する先をいくつか持っておくと良いですよ。

 

  • 運動する
  • 映画を観る
  • 旅行にいく
  • 趣味の時間に没頭する
  • 美味しい物たべる   など

 

自分が

「これやってる時間がめっちゃスキ!」

と思える時間をたくさん持っておきましょう。

 

ストレスと上手く付き合えれば、介護の仕事とも上手く付き合えます。

 

スキルアップを目指そう

最近の現場の介護士は、給料が上がってきています。

ケアマネや社会福祉士など、介護福祉士のキャリアアップ先の職種より多いこともあるんですよね。

 

それでも、自分はスキルアップを推奨します。

理由は、「働きかたを選べるから」です。

 

「自分で働きかたを選べるって大事だな」と、選べる立場になって実感しています。

収入だけみると意味ないと思うかもしれませんが、心の余裕はスキルアップの先にしかありません。

ぜひとも、挑戦を続けて、スキルアップを目指して頂きたいと思いますね。

 

介護福祉士のキャリアアップについて、別の記事で詳しくお伝えしています。

 

介護福祉士に向いている人のまとめ:マメでお話好きな人などが向いてるが、向いてなくても介護士になれる!

介護福祉士に向いている人の特徴5選
  • 体力と強い精神力がある
  • 人と関わることが好き
  • マメである
  • ONとOFFの切り替えがしっかりできる
  • 心は暖かく、頭はクール

 

介護職に向いてない人の特徴5選
  • キレイ好き
  • 人とのコミュニケーションが苦手
  • 体力がなく、メンタルが弱いと自覚している
  • 自分のペースで仕事したい
  • 決まった時間に仕事したい

 

介護福祉士としての基本的な仕事は2種類

1:身体介護:食事・排泄・入浴など、直接的に利用者さんの支援を行うこと

2:生活援助:掃除や洗濯、買い物などの日常生活の支援をすること

 

介護福祉士の資格は、介護系で唯一の資格になります。

「名称独占資格」なので、無資格でも同じ仕事ができますが、介護福祉士は名乗れません。

 

介護福祉士の受験資格を得る3つのルート

実務経験ルート 実務経験3年+実務者研修or(介護職員基礎研修+各淡吸引等研修)
養成施設ルート 介護福祉士の養成施設を卒業後に介護福祉士となるルート
福祉系高校ルート 福祉系高校・特例高校等を卒業するルート

 

介護福祉士の仕事で大事なポイント3点
  1. 介護の仕事は人間関係がキーポイント
  2. 依存先は多くしよう
  3. スキルアップを目指そう

 

「介護職に向いている人の特徴」に全部あてはまる必要ありません。

自分は「体力がある」と、「頭はクールに」しかあてはまりませんので……

 

また、「自分は介護に向いてない」と思っていても大丈夫です。

仕事しながら学ぶことで、自分の「向いてるな」というポイントが見えてきます。

介護職に向いてないと思ったほうが、慎重に仕事するので良い部分もあるんですよね。

 

向いてる人はその部分を伸ばし、向いてないと思う人は仕事の中で学んでいけば良いんですよ。

大丈夫です、自分でも働けてるので、あなたにもきっとできます。

 

 

今回はここまで。

長文読んで頂き、ありがとうございました。

 

それではまた!