ケアマネ資格を取得するためのおすすめ勉強法【やること3つ!】

ケアマネ資格の取得を目指していて
- どうやって勉強すれば良いの?
- 独学では難しい?
- どのくらいの期間勉強すれば受かる?
上記のような疑問を持っている人もいるのではないでしょうか?
実はこの記事を読めば、ケアマネ試験の勉強のとき
「どんな方法で勉強をすれば良いか」
が、簡単にわかるんです。
実際にこれからお伝えする勉強法で、平成25年度のケアマネ試験に1回で合格することができました。
主に「やるべきことは3つだけ」です。
この記事を読めば、ケアマネ受験の時にやるべきことが簡単に理解することができますよ。
・ケアマネ試験に向けての勉強方法
・試験勉強のときのおすすめ参考書、勉強サイト
・ケアマネ試験概要

この記事を書いた人:しゅうへい・ジャパン
職業:福祉施設に勤務
趣味:筋トレ・読書・投資など
ケアマネ試験合格の経験から、試験に向けてのおすすめ勉強方法を簡単にお伝えします。
この記事の信頼性:介護福祉士、ケアマネ、社会福祉士の資格を取得してます

ケアマネ資格取得のためにやることは3つ!
資格取得のための「おすすめ勉強法」は以下の3つになります。
ケアマネ試験、おすすめ勉強法
- 1冊の参考書を読み込む
- 過去5年分の過去問をひたすら解く
- 無料サイトにて、問題をときまくる
難しいことはなく、やるべきことはとてもシンプルです。
参考書を読んで、過去問を解いていく。
無料サイトでさらに問題にふれていく、それを繰り返すことが合格への近道になります。
いろんなことをやると全てが中途半端となり、試験に合格する知識が身につきません。
基本的なことを繰り返すことが、合格への最短ルートです。
上記の「おすすめ勉強法3選」について、具体的にお伝えしていきます。
レッスン①:1冊の参考書を読みこむ
まずは試験対策の参考書を1冊決めて、その1冊を徹底的に読み込みます。
最初から最後まで最低3回、出来れば5回は読んで、内容を把握していきましょう。
「このページにはあの内容が書いてある」
など、覚えるくらいまで読み込むことが大切です。
読む際には、目で文字を追うだけでなく
- 声にだす
- もしくは口パクで読む
そうすると、さらに内容が頭に残りやすいので実践してみてください。
レッスン②:過去5年分の過去問をひたすら解く
次のステップでは、過去問題集を使って問題を解いていきます。
過去5年分の過去問をひたすら解いていくという、結構大変な作業になりますね……
過去5年分の問題集も3~5回、内容を把握できるまで繰り返し行います。
参考書を読んで内容を理解し、次に問題を解いていくという流れです。
最初のうちはおそらく
という、質問の意味さえ分からない問題がいくつか出題されます。
最初の1~2週目は、意味が分からなくてOK。
問題の回答を確認しながら、1個づつ確実に理解していけば、必ず解けるようになってきます。
問題を解きながら間違えた設問の回答を確認し、参考書に戻ってさらに勉強し直す。
資格取得に近道はないので、コツコツ継続しましょう!
レッスン➂:無料アプリやサイトにて問題をといていく
ネットで検索してみると、ケアマネ試験対策アプリ・サイトがいくつかあります。
10分・20分などの隙間時間にコツコツと問題を解いていき、実力アップを目指しましょう。
ケアマネ試験は60問・120分です。選択肢5つの中から答えを複数個選ぶ回答方法になります。
なので、いろいろな問題に慣れておくことが大切です。
問題集に加えて、アプリやサイトも使って問題を解いておくと、実力がついてきますよ。
数をこなすことで、問題を読み解く力や回答するスピードがついてきます。
- 問題を読み解く力
- 回答するスピード
2つともかなり重要なポイントです!
問題の数を多くこなし、2つの力をつけることでより合格に近づけるんです。
以上、3つの勉強方法を実践すれば、かなり実力がついてきますよ!
ケアマネ資格取得のためのおすすめ参考書、サイト

ケアマネ試験のときのおすすめの参考書、サイトは以下のようになります。
おすすめ参考書:ユーキャン ケアマネ速習レッスン
おすすめ問題集:ユーキャン ケアマネ過去問完全解説
おすすめ無料サイト:岡野の合格無料ゼミ
上記の3つはケアマネの勉強のときに、非常に活躍してくれました。
自分でこれらの参考書、問題集を使って勉強したのですが、学びやすく解説も丁寧でしたね。
おすすめ参考書2冊:ユーキャン、ケアマネ速習レッスン・過去問

それぞれの参考書などについて、詳しく説明していきますね。
ユーキャン:ケアマネ速習レッスン
amazonで「ケアマネ参考書、売り上げトップ10」に入っている、人気の参考書です。
介護福祉士を受験した時も「ユーキャン」の参考書を使って勉強していました。
ケアマネ試験では、ユーキャンの参考書と問題集を使用して勉強をし、1回で合格していますよ。
- 図や表が多く理解しやすい。
- 解説やポイントなどが詳しく書いてある。
内容が見やすく理解しやすいので、参考書を選ぶ際にはチェックしてみてください。
ユーキャン:過去問完全解説
ユーキャンの過去問題集で、過去5年分の問題が記載されています。
参考書同様に人気のある問題集ですね。
回答に対する丁寧な解説や設問のポイントなどが書いてあるので、とても分かり問題集となっています。
勉強のポイントとして、設問1つごとに「なぜ〇なのか?×なのか?」をしっかり把握していきましょう。
理由を理解することで、試験でも使える知識が身につきますので。
問題集は参考書と同じ出版社のものを購入した方が理解しやすいです。
内容がリンクしている部分もあるので、スムーズに勉強することができますよ。
岡野の合格無料ゼミ
無料で試験問題に挑戦できるサイトです。
名前の登録をしなくても問題を解くことは可能ですが、一定の制限がかかってしまうため、登録して利用することをおすすめします。
1問1答方式や読解問題など、色々な種類の問題が出題されます。
スキマ時間をみつけてひたすら問題を解き、実力アップを目指しましょう!
「問題に慣れる」という部分で、試験勉強をかなり助けてくれた優秀なサイトです。
ぜひとも使ってみて下さい!
おすすめしない勉強方法
ケアマネの試験に限らずですが、効率の悪い勉強方法があります。
しっかりと時間を確保して勉強に取り組んでいても、効率の悪い学習をしていては意味がありません。
「こんな勉強方法は効率が悪い」というポイントを3つあげておきます。
このような勉強法はマネしてはいけません。
おすすめしない勉強方法3選
- 参考書・問題集を複数冊購入する、勉強アプリを複数ダウンロード
- テキストの内容をノートにまとめる
- 「何年か掛けて受かればよい」という思いで挑戦する
それぞれについて、少し具体的にお伝えします。
おすすめしない勉強方法①:いろんなテキストなどで勉強
いろんな参考書を購入したり、いろんなサイトに登録したりして勉強すること。
これはやめた方が良いですね。
学びが中途半端になり、問題を解くときの「使える知識」として残りにくいです。
おすすめしない勉強方法②:要点をノートにまとめる
出版されている参考書は、基本的に要点をまとめてあります。
改めてまとめる必要性は低いですね。
まとめる時間を「問題を解く時間」にあてたほうが、効率の良い勉強ができますよ。
おすすめしない勉強方法➂:年数をかけて受かろうとする
数年後に受かろうとする、その数年後はおそらく訪れません。
やるなら1発合格目指して、頑張っていきましょう!
ケアマネの資格の取得は独学ではムリ?

結論から言うと…
独学で試験に合格することは可能です!
ケアマネ試験の通信講座は複数あり、3万円から5万円ほどで受講できるところが多いです。
参考書などで自分で勉強する場合は、1万円以下で勉強することができます。
ケアマネの受験料は地域によって違いますが、1万円とすると
通信講座を利用した場合:通信講座料金3~5万円+受験料1万円=約4~6万円
通信講座を利用していない場合:参考書1万円+受験料1万円=2万円
2つの差は2~4万円ほど、受験するだけでかなりの出費なりますよね?
試験対策として通信講座を受講したり、参考書で勉強したりしますが、最終的に「やるかやらないか」は自分次第です。
あまり費用をかけずに勉強したいところですが……
- 自分だけではモチベーションの維持ができない
- 勉強方法が全く分からない
- お金がかかっても効率的に勉強したい
という方は、通信講座を利用したほうが良いですね。
下記の記事は、自分が実際に「ユーキャンの通信講座」で勉強したレビュー記事です。
通信講座の受講を検討している人は、チェックしてみてください。
大切なので再度お伝えしますが、最終的にはやるもやらずも自分次第!
自分を信じて行動あるのみです!
下記の記事にて「ケアマネの独学」について詳しくお伝えしています。
ケアマネ資格の取得にはどのくらいの期間の勉強が必要?

経験からいうと、勉強期間は最低6カ月は勉強してください。
勉強時間に関しては……
- 勉強時間の確保量
- 個人の能力
この2つに左右されてしまう部分が大きいですが、最低でも6ヵ月は勉強期間を設けた方が良いですね。
勉強の苦手な人は1年ほど、勉強が得意・毎日十分に時間が確保できる人は6ヵ月ほどでも大丈夫です。
早く始めれば始めるだけ勉強の時間が確保できて、試験に受かる確率が上がっていきます。
時間があれば多くの問題にふれることができるので、勉強は早めに始めましょう。
- 勉強時間が十分に確保できる
- 勉強に自信がある
上記のような条件がないのであれば、勉強期間は最低6カ月以上を考えてください。
長すぎるのも集中力が続かないので、1年以上の勉強期間はおすすめできません。
合格率・受験資格・試験日など、情報いろいろ

試験日:毎年10月の第2週の日曜日に開催されています。(※要確認)
申し込み期間:各都道府県で異なります 5月~7月が多い(※要確認)
試験時間と内容:試験時間120分
(介護支援分野 25問 保健医療福祉サービス分野 35問)
※各分野70%以上の点数が必要
受験資格:定められている業務について5年以上かつ900日以上の勤務実績が必要になります。
※「国家資格」「生活相談員」「支援相談員」「相談支援専門員」「主任相談支援員
上記の職種で勤務実績が必要です。
医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士、管理栄養士、精神保健福祉士
ケアマネ試験の合格率
直近3年間のケアマネ合格率は以下のとおりです。
実施年月日 | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) |
令和5年度 | 56,494 | 11,844 | 21.0 |
令和4年度 | 54,406 | 10,328 | 19.0 |
令和3年度 | 54,290 | 12,662 | 23.3 |
詳しい合格率は厚生労働省のホームページで確認できます。
参照元:厚生労働省「介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」
過去の記事で「ケアマネの仕事内容」についてお伝えしています。
ケアマネ目指しているけど詳しい仕事内容までは分からないという人、1度ぜひチェックしてみてください。
ケアマネ資格を取得した感想・体験談

現在のケアマネの受験資格や試験内容は、法改正もあり、自分が受験した頃とはかなり違っています。
以前は実務5年で無資格でも受験できて、医師や介護福祉士などは免除される問題もありました。
自分は働きながら勉強しましたが、仕事をしながら勉強を継続することはとても難しいことです。
仕事などで疲れていることが多いですが、勉強を継続していけば必ず合格できます。
試験に通れば
と思えるような資格です。
自分の仕事の幅や知識が広がるし、
「利用者の視点に立って課題を解決していく」
という、介護職の根本的な視点で物事を考えられるようになります。
ケアマネ試験は、合格率からみても年々難しくなっている…
ですが、受かるためにやるべきことは変わっていません。
毎日コツコツと勉強を重ねていくことでしか、受かることはできません。
努力をして取得する価値のある資格であると実感しています。
ケアマネ目指している方、頑張って勉強してぜひケアマネ取得めざしていきましょう!
過去の記事で「ケアマネの将来性」についての記事を書いています。
ケアマネ資格取得のモチベーションもあがると思いますので、ぜひチェックしてみてください。
ケアマネ資格を取得するためのおすすめ勉強法:まとめ

ケアマネ資格を取得する際におすすめする勉強法は3つです。
- 1冊の参考書を読み込む
- 過去5年分の過去問をひたすら解く
- 無料サイトにて問題をときまくる
- 参考書・問題集複数冊購入、勉強アプリを複数ダウンロード。
- 要点をノートにまとめる
- 「何年か掛けて受かればよい」という思いで挑戦する。
おすすめの勉強期間は6ヵ月~1年ほど。
自分の1日に確保できる勉強量などで調整してくださいね。
ケアマネの資格をとって感じたメリット
自分の知識・仕事の選択の幅を広げることができた
利用者をマネージメントする視点に立ち、支援方法を考える習慣がみについた
勉強すれば自分の知識が広まりますし、ケアマネ資格を取ればキャリアアップもできます。
半年から1年頑張れば取得できる資格です。
仕事は忙しいですが
と今でも実感しています。(2回目)
努力する価値があり、スキルアップに役に立つすばらしい資格だと感じています。
コツコツ積み上げて、ぜひとも資格取得めざしてください。
その努力は必ず次にもつながります!
今回はここまで。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
それではまた!