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10分でわかる!ケアマネの将来性について現役職員が実体験から解説

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10分で分かる!ケアマネの将来性について現役職員が実体験から解説

相談者
相談者
ケアマネの仕事に興味があるけど、将来性のある仕事なのかな?今後も需要のある職業かな?

 

介護業界でのキャリアアップの際に「ケアマネ」という職業を選択する人も多いのではないでしょうか?

その中で、ケアマネの将来性について上記のような悩み・不安を持っている人もいるかと思います。

 

実は、この記事を読めば「ケアマネの将来性について」の悩みや疑問が解消できてしまうんです!

 

・実際に施設のケアマネを9年間やってきた実体験

・相談員として、居宅のケアマネと仕事をしてきての経験

上記の2点の経験から、ケアマネという職業の将来性についてお伝えしていきます。

 

この記事でお伝えする内容

・ケアマネの将来性について

・ケアマネの給料について

・実体験から「ケアマネ」という職業について伝えたいこと

 

この記事を読めば、ケアマネの将来性について簡単に理解できますよ。

ぜひとも、今後の働き方の参考にして頂けたらと思います。

 

この記事を書いた人:しゅうへい・ジャパン

職業:福祉施設職員

福祉の世界で働いて15年目になります。

介護職員・ケアマネ・相談員と3つを兼務。

 

 

 

ケアマネの現状とは?

「ケアマネ」という職業の現状について知っておくと、今後の働き方の参考になりますよ。

少し紹介させて頂きます。

 

ケアマネの現状としては「目指す人が減ってきている」という事実があります。

 

考えられる要因は以下の3点

➀制度改正による、ケアマネ受験資格の変更

②仕事量に対して給与が見合っていないという現実

③介護福祉士の処遇改善により、ケアマネを目指す理由がなくなった

上記について、少しづつ説明していきます。

 

ケアマネの受験資格の変更

2018年度の制度の見直しにより、受験資格が変更になっています。

・介護福祉士からケアマネを目指すには、資格を取得してから5年の実務経験が必要になった。

 

法改正前は無資格からでも、実務が5年あれば受験できていました。

 

この変更の狙いは「ケアマネの質の向上」にあるとのことですが、この改正により8万人もの人が受験受験資格を失っています。

 

仕事量に対して給与が見合わない

ケアマネの仕事内容は、主に以下のことを行います。

・利用者さんのケアプランの作成

・サービス担当者会議の実施

・給付管理業務

・各種サービス調整

・認定調査

 

上記以外にも、利用者さんに関わる突発的なトラブルにも対処しなければなりません。

(利用者さん本人の入院、介護者が突然倒れるなど)

 

幅広い役割が求められているにも関わらず、給料が少ない。

そのことが、ケアマネを目指す人が少なくなる理由でもありますね。

 

実際のケアマネの仕事内容とは、どういったものなのか?

別の記事にて「ケアマネの仕事内容」について解説しています。

 

介護職員処遇改善金による介護福祉士の給料アップ

ケアマネは、介護福祉士のキャリアアップの道の1つとして存在していました。

 

しかし最近になり「介護福祉士処遇改善金」という給付金が始まった影響で、介護福祉士の給料が上がっています。

 

その結果

ケアマネとあまり変わらない給料、もしくはケアマネより多くの給料をもらえることにより、介護士がキャリアアップを目指さなくなった。

こういったことも、ケアマネ人口の減少につながった要因だと考えられますね。

 

夜勤手当や残業手当などを含めれば、ケアマネより多い給料をもらうことも可能です。

 

さらには

・ケアマネはサービス事業所との調整が仕事なので、利用者や家族と事業所が直接やりとりすれば、ケアマネは不要はのでは?

・ケアプラン作成はAIに任せれば、今後はケアマネの仕事はなくなるのでは?

などの「ケアマネ不要論」も上がっているみたいですね。

 

サービス調整やプランの作成は、しっかりと利用者さんと関わりながら行うことが重要です。

細かい調整や課題に合ったケアプランの作成は「人」でないと難しいでしょう。

 

上記で挙げた理由に加えて

・試験の難易度(合格率は約20%)

・5年ごとの更新研修

などハードルが高い部分も、資格を取得しようとしない要因の1つだと思われます。

 

ケアマネを取り巻く現状は、この仕事の将来性に不安をつのらせる要因になっているのかもしれません。

 

介護福祉士の平均年収についての記事がありますので、参考にしてみてください。

 

ケアマネの将来性について

最初の見出しで「ケアマネを目指す人が減っている」という話をしました。

 

おそらく、このような話をしたからには

相談者
相談者
ケアマネという仕事に将来性はないのかな

と思いますよね?

 

結論から言いますと

「ケアマネは今後も需要が多く、必要とされる職業である」

といえます。

 

理由は

「高齢者の数が増加傾向にあり、それにともなって要介護者の数も増えていく可能性が高い」

からですね。

 

これからも高齢者は増加していきます。

厚生労働省の資料によりますと、65歳以上の高齢者のピークは2042年であり、3878万人になる見通しです。

 

75歳以上の高齢者も比例して増加傾向にあり、介護が必要な「要介護者」も増加していくものと思われます。

 

ケアマネを目指している人が減少傾向にあり、マネジメントが必要な人が増えていく。

 

上記の理由から

ケアマネは将来的に需要があり、今後も拡大していく職業である

と言えるのではないでしょうか。

 

すでにケアマネ試験を目指している人、興味がある人は別の記事で「資格試験の勉強方法」について解説しています。

興味があればチェックしてみてください。

 

ケアマネの質が問われる時代へ

ケアマネの質の向上のために、受験資格が変更になり「介護福祉士を取得してからの実務経験5年」が追加されました。

 

狙いとしては以下の通り。

「今後に多様化するであろう利用者さんの要望・課題に対応していくため、ケアマネの質の向上を図る」

 

・ケアマネ不要論もささやかれており

・利用者さんの数も増加する、それに比例して要望の幅も広くなってきている

 

ケアマネに求められる役割として

「その人の課題を改善できるようなケアプランを作成し、適切なサービスにつないでいく」

ことが挙げられます。

 

・その人の課題が解決できるケアプランを作成する

・課題を克服できる適切なサービスにつなぐ など

 

今後の高齢化社会向けて、幅広い知識や技術を持ち、必要なサービスを提供できる「質の高いケアマネ」が求められているんです。

 

ケアマネは将来性ある仕事?ケアマネの給料事情について

今後も世の中に必要であり需要も多いケアマネという職業ですが、将来性を話していくうえで「給料」は大切な部分です。

 

ケアマネの給料について、他の介護従事者の仕事と比較して紹介していきますね。

 

介護従事者平均給与額(常勤,特定処遇改善加算ありの場合)

職種 平均給与(円)
介護職員 333,790
看護職員 388,470
生活相談員 362,120
理学療法士・作業療法士など 367,790
介護支援専門員 366,910
管理栄養士 326,360

出典元:令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要

 

この表を見ると看護師、理学療法士についで3番目にケアマネの給与が高いことが分かります。

 

介護の世界は他の業界に比べて給与が低い傾向にありますが、介護従事者の中では「ケアマネ」の給与は比較的高いほうだと言えますね。

 

給与は働いている事業所や経験年数などで変動します。

 

ケアマネの働き方について

ケアマネとして働く場合には、大きく分けて2種類の働き方があります。

➀居宅事業所で働く場合

②施設のケアマネとして働く場合

 

居宅事業所で働く場合には、主に家で生活する人に対してマネジメントを行っていきます。

 

一方、施設ケアマネは福祉施設で生活する人に対してマネジメントしていくことになるので

「生活の拠点が、家か施設か」

という違いが出てくるんですね。

 

そのほかにも少し違う点がありますので、ご紹介していきます。

 

居宅支援事業所のケアマネについて

居宅支援事業所で働くケアマネは、家で生活している利用者さんに対してケアプランを作成し、必要なサービスにつないでいきます。

 

本人の生活の課題である部分を

・デイサービス

・ショートステイ

・福祉用具

・ヘルパー

などの様々なサービスを組み合わせて解決していくのが主な役割です。

 

働くのは日勤帯で、土日や祝日が休みの事業所もあれば、シフトで働いている所もありますね。

 

・利用者さんが1人で家から出て戻れなくなり、警察に保護される

・利用者の入院や通院の付き添い

などの突発的なトラブルにも対応していくことが、居宅ケアマネの役割でもあるんです。

 

施設で働くケアマネについて

施設で働くケアマネは、施設の入居者に対してケアプランを作成していきます。

 

生活の拠点が施設なので、福祉サービスの利用で課題を改善していくのではありません。

 

・施設で生活していく中で、本人の課題となる部分はどこか?

・どんなケアをしていけば、課題の解決ができるか?

・利用者さん本人が「その人らしい生活」を送るために何が必要か?

これらの課題を落とし込み、解決していけるようなケアプランを作成していきます。

 

そして、実際にケアプランに沿って現場の職員が支援していくことになるんですね。

 

施設ケアマネの場合には現場職員と兼務していることが多く、その場合には夜勤業務も行います。

 

介護福祉士とケアマネの兼務なので、ケアマネの事務仕事を行う際の残業が増えたりもしますね。

 

夜勤や残業の手当の分、居宅事業所のケアマネより施設ケアマネの方が給料が高い傾向にあるようです。

 

ケアマネに「プラスα」をすると良い!

ケアマネは、介護福祉士の資格を取得した後のキャリアアップ先として目指す人が多いです。

 

そのため、介護の知識は持っているが、医療の知識や他の分野の知識をあまり持っていない場合もあります。

 

・看護師資格を持った人がケアマネになると、医療の知識も豊富なので医療分野の適切なアドバイスができる。

・作業療法士や理学療法士の資格をもつケアマネであれば、リハビリについて専門的なアドアイスやサポートができる  など

 

今後の多様な課題に対応していくため、介護分野だけでなく他の分野の知識も身につけておくと良いですね。

 

そうすることで、より需要が高まり給与のアップにもつながっていきます。

 

ケアマネの将来性について実体験から伝えたいこと

介護福祉士処遇改善手当ができて夜勤手当などを含めれば、ケアマネより介護福祉士の方が給料が高いかもしれません。

 

わざわざお金や時間を消費してまで、ケアマネを目指すこともないかもしれませんね。

 

しかし、自分がお伝えしたいのは

それでも「自己成長やキャリアアップのため、ケアマネの資格を取得しよう!」

ということです。

 

➀多くの知識や技術が学べるし、ケアマネジメントの考え方を知ることもできる

②介護保険制度についての知識が身につく

③介護福祉士とは違ったやりがいが体験できる

ケアマネ資格を得ることで、上記のようなメリットがあります。

 

現場で働くことも素敵なことだと思います。

しかし、自分や会社の状況が変わり、現場の仕事を続けることが難しくなるかもしれません。

 

上記でも触れていますが、できることが多い方があらゆことに対応できます。

 

ケアマネ資格を持っていれば、介護福祉士としても働けるし、もちろんケアマネとしても働ける。

 

実体験として、体を壊して長期休暇に入ったり、職場をやめた人間を何人も見てきました。

 

ケアマネ資格の取得を強くおすすめしているのは

・上記のメリット➀~③はとても重要で、介護業界で働いているなら学んだ方が良い

・自分で働き方を選択できる

以上の理由からです。

 

給料だけにとらわれずに、今後の働き方も考えて目標設定していきましょう!

 

ケアマネ資格を取得すれば知識やスキルが身について成長できるし、それが結果的に給与に反映されていきます。

 

ケアマネの将来性とは?まとめ:ケアマネは高齢化社会に向け需要が拡大していく将来性のある仕事である!

今後は高齢者も増加していくと予想され、それに比例し要介護者も増えていきます。

ケアマネは今以上に必要になってくるが、ケアマネ資格を取得しようとする人が減ってきているのが現状です。

 

ケアマネを目指さない原因は、以下の3点。

・ケアマネの質の向上を目的とした制度改正による受験資格の変更

・介護福祉士の処遇改善金ができて、ケアマネを目指す人が減った

・資格取得のハードルが高いが、給与が仕事量に見合わない

 

ケアマネを目指す人が少なくなるが、要介護者は増えていく。

結果、ケアマネは今後も需要が拡大していく、必要性が高い職業だと言えるでしょう。

 

この先、増加する要介護者の色々な課題に対応するべく「質の高いケアマネ」が必要です。

 

そのため、看護師資格+ケアマネなどの他の分野の専門性を活かせると、あらゆる課題にも対応できて給与アップも期待できますよ。

 

自分は介護福祉士とケアマネの兼務を9年ほどやってきました。

そして今は社会福祉士の資格をとり、相談員も兼務しています。

その経験からお伝えします。

 

少しハードルは高くなっていますが、今後も介護の業界で働くのであればケアマネは絶対に取得しておいた方が良いですね。

 

介護保険制度の知識が身つきますし、介護福祉士とは違うやりがいを感じることができるからです。

 

高齢化社会に向けてケアマネ需要は拡大しますし、今後も必要な職業であり将来性も期待できる。

 

ぜひ、ケアマネ資格取得目指して頑張って頂きたい。

確実に自分の成長につながる資格であると断言できます!

 

長文、読んで頂きありがとうございました。

それではまた!