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【ひと目でわかる!】ケアマネの収入について10年経験した私が解説

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【ひと目でわかる!】ケアマネの収入について10年経験した私が解説

相談者
相談者
ケアマネの仕事に興味があるけど、収入はどれくらいなんだろう。介護福祉士と比べて多くもらえるのかな……

 

「ケアマネの収入」について、疑問に思う人もいるのではないでしょうか?

 

実は、この記事を読めば、ケアマネの収入についての悩みが解決できてしまうんです。

 

なぜなら、自分自身が実際にケアマネとして働いているからです。

実体験から、ケアマネの収入についてお伝えすることができますよ。

 

この記事で解決できる悩み・疑問

・ケアマネの収入について

・ケアマネの働き方について

・収入アップの方法とは?

・10年ケアマネやってみて感じたメリット・デメリット

・ケアマネは将来どうなる?

 

この記事を読めば、「ケアマネの収入」についての悩み・疑問は、すぐに解決できますよ。

 

この記事を書いた人:しゅうへい・ジャパン

職業:介護士・ケアマネ・相談員兼務

趣味:筋トレ・読書・Twitterなど

高齢者福祉施設で、現場の介護士やったりケアマネやったりしてます。

 

 

 

ケアマネの収入はどのくらい?

政府がまとめたデータによると、ケアマネの平均収入は以下の通りになります。

 

ケアマネ平均収入

年齢(歳) 勤続年数 給与(手当含) 賞与
男性 44.3 8.9 29.4万円 71.4万円
女性 52 9.5 26.8万円 59.5万円

引用元:「賃金構造基本統計調査」より

 

また、別のデータである「介護従事者処遇状況等調査結果」によると、ケアマネの平均収入は以下の通りです。

 

ケアマネ収入(令和2年度)

平均給与額:35万7,850円

平均基本給:21万6,780円

 

もちろん、事業所ごとで給料は違いますし、残業や資格手当でも収入は違ってきますので、全国的な平均値として確認しておいてください。

 

勤続年数でも、ケアマネの収入は変わってくるんですよ。

 

勤続年数によるケアマネの収入

男女/勤続年数 0年 1~4年 5~9年 10~14年 15年以上
男性給与(万円) 28.9 24.8 28.2 28.2 30.8
賞与(万円) 43.5 50 78.8 67.7 88.6
女性給与 21.9 25.5 24.7 26.3 26.8
賞与 12.2 50.9 63.5 57.9 66.1

引用元:「賃金構造基本統計調査」より

 

勤続年数が多いほど、給与は増加傾向にあります。

 

他の職種との収入の差、働く場所での差は?

他の業種と比べて、ケアマネの収入はどのくらいの位置づけなのか確認していきましょう。

 

介護従事者平均給与額

介護福祉士 看護師 生活相談員 理学療法士 介護支援専門員 管理栄養士
315,850円 379,610円 343,310円 358,560円 357,850円 319,680円

引用元:「介護従事者処遇状況等調査結果」より

 

ケアマネの給与は、介護従事者の中では看護師、理学療法士などについで3番目に高い給与となっています。

 

また、ケアマネは働く場所でも給与が変わってくるんです。

施設の種類 ケアマネの平均給与
介護老人福祉施設 41万1,830円
介護老人保健施設 39万5,950円
訪問介護事業所 34万800円
通所介護事業所 33万8,380円
小規模多機能型居宅介護事業所 34万9,740円

 

 

施設のケアマネは、介護現場とケアマネを兼任する場合が多いですね。

夜勤や残業の手当によって、給与が高い傾向にあるんです。

 

介護福祉士やケアマネ、社会福祉士など、保有する資格別での給与は、以下の通りになります。

 

各職種の平均給与額

職種 介護福祉士 社会福祉士 ケアマネ 実務者研修 初任者研修 資格なし
平均給与(円) 329,250 353,020 368,030 303,230 301,210 275,920

 

介護関係の職種では、1番ケアマネが平均収入が多いことが分かりますね。

 

ケアマネになるには、実務経験が必要だったり、試験が難しかったりします。

しかし、収入面や自分のスキルアップの観点から考えても、取得するメリットは大いにあると思いますよ。

 

別の記事にて、「介護福祉士の年収の平均」について解説しています。

良ければ、チェックしてみてください。

 

ケアマネは働きかたで収入が変わる?

ケアマネは働きかたで、収入が少し変わってくるんです。

ケアマネの働きかたは大きく分けて2つ

  • 施設ケアマネ
  • 居宅ケアマネ

 

一般的には施設ケアマネのほうが、収入は多いとされています。

理由は、施設ケアマネは現場介護士との兼務が多く、夜勤手当などがつくからですね。

施設にもよりますが、「処遇改善金」などの一時金がつく場合があります。

 

施設のケアマネは介護現場で働くことになるので、夜勤業務やリーダー業務も担う場合があるんですよね。

 

居宅ケアマネは現場に入ることはないので、夜勤などの手当てがつきません、

事業所などで勤務して、事務的な作業をすることが多いです。

 

  • 居宅ケアマネ
  • 施設ケアマネ

この2つの働きかたについて、少し解説していきます。

 

居宅ケアマネの働きかたについて

居宅ケアマネとは、主に生活のベースが居宅である利用者さんに支援をするケアマネのこと。

居宅介護支援事業所や地域ケアプラザなどで働きます。

 

主な仕事はケアプランの作成や給付管理業務。

デイサービスやショートステイなど、利用者さんが使うサービス事業所との連絡・調整業務になります。

 

1人のケアマネに対して、約35人の利用者さんを受け持つことができるんです。

それ以上も受け持つことができますが、「減算」といって介護報酬が減らされてしまいますよ。

 

施設ケアマネの働きかたについて

施設ケアマネの職場は、名前のとおり介護施設となります。

施設で生活している利用者さんに対して、支援をしていくケアマネを指します。

 

内容は居宅とあまり変わりませんが、ケアプランの作成や介護給付費の申請などが業務内容となります。

施設により仕事内容はことなります

 

他の事業所との連絡や調整はありませんが、介護職員や看護師など、他職種間の連絡・調整業務がありますね。

 

居宅と違うのは、専任だと利用者さんを100人まで受け持つことができるという点。

あとは介護士兼任で、現場に入りながらケアマネ業務をする場合が多いという点です。

 

自分は施設ケアマネで、介護現場や相談員を兼務していたこともあります。

 

同じケアマネでも、居宅と施設では大きく仕事の内容がことなるんですよ。

 

別の記事にて「ケアマネの仕事内容」について、詳しく解説していますよ。

 

ケアマネの収入を上げるにはどうすれば良いの?

ケアマネの収入は、介護従事者の中では高いほうですが、会社員の平均収入と比べると少し低めです。

  • ケアマネ平均年収400万円ほど
  • 日本のサラリーマン平均年収436万円

 

しかし、少しづつですが、今から紹介する方法で収入を上げることが可能です。

「ケアマネが収入をあげる方法」は以下の5つ。

 

ケアマネの収入を上げる方法5選
  • 経験を積む
  • 働く場所をかえる
  • 主任ケアマネになる
  • 施設ケアマネになる
  • 独立する

 

同じケアマネという職業でも、働きかたや働く場所などで収入は違ってくるんです。

職場選びなどで参考にして頂けたらと思います。

 

経験をつむ

記事の冒頭で紹介したケアマネの平均年収は、9年前後の経験を積んだあとの収入です。

 

つまり経験を積んでいけば、収入がアップしていくというわけなんです。

「賃金構造基本統計調査」のデータを見ると、勤続年数が上がるにつれて収入も上がっています。

統計の結果、下がっている部分もありますが……

 

収入を上げるには、ある程度の経験が必要となりますね。

 

働く場所をかえる

もちろん事業所によって収入には差があります。

職場選びや転職の際には、しっかりと求人情報を確認しましょう。

 

大手の企業は比較的給料が高い傾向にあります。

 

あまり転職を繰り返していると、ベースアップがされないだけでなく、社会的信用も失うので注意が必要ですね。

 

ケアマネ未経験での転職について、他の記事にて解説しています。

参考にしてみてくださいね

 

主任ケアマネになる

主任ケアマネは、ケアマネの上位の職業となります。

主任ケアマネに必要な要件はいくつかあるのですが、いずれも充分な知識と経験が必要なんです。

 

豊富な知識と経験を有していることが必須なので、ケアマネよりも給料は高い傾向にありますね。

 

活躍の場も広がるので、給料アップに加えて、自分の成長のために目指しても良いかもしれませんよ。

 

施設ケアマネになる

居宅介護支援事業所で働いている場合、施設ケアマネになるのも収入UPの1つの手です。

上記でお伝えした通り、居宅のケアマネより施設ケアマネのほうが、給料は高い傾向にあります。

 

1つ注意する点は、「介護現場と兼務する施設が多い」という点ですね。

現場の経験がない場合は、慣れるまで体力面できつい部分があるので要注意です。

 

独立する

ケアマネで収入をあげるには、ケアマネとして独立する方法があります。

利用者さんの上限は決まっていますが、報酬がすべて自分の収入となるメリットがあるんですよ。

 

問題はケアマネとして独立開業するには、主任ケアマネの資格が必要だということ。

あとは、立ち上げのときには利用者さんがいないので、自分で集めないといけない点です。

 

デメリットはありますが、働く時間が調整できて収入も得られる点は、大きなメリットだといえます。

 

福祉系の転職について、他の記事で解説しています。

介護福祉士の転職についての記事ですが、ケアマネでも共通する部分がありますので参考にどうぞ。

 

実際にケアマネ10年やってみてのメリット・デメリット

自分は今年度でケアマネ経験10年目です。

実際にケアマネを10年経験しての、メリットやデメリットについてお伝えしますね。

ケアマネを目指している、ケアマネ業務に興味がある人は参考にして頂けたらと思います。

 

ケアマネのメリット
  • 収入がふえた
  • 介護福祉士とは違った視点がもてる
  • 学びが多い

 

ケアマネのデメリット
  • 情報量が多い
  • 精神的な負担
  • 仕事量の増加

 

ケアマネのメリット、デメリットだと感じる点、それぞれについて解説していきます。

 

ケアマネのメリット➀:収入がふえた

自分は介護福祉士の資格をとってから、ケアマネ資格を取得しました。

資格手当など、少しですが収入アップにつながりましたね。

 

毎月の収入アップの金額が少なくても、コツコツ続けていけば大きな差となります。

ケアマネをとるために実務経験を5年積み、試験や研修を経てやっととれた資格。

そんな努力をする価値がある資格だと実感しています。

 

ケアマネのメリット②:介護福祉士と違った視点で支援できる

現場の介護士として利用者さんに接するときには、そのとき必要な介助をするだけでした。

ケアマネの資格をとると、マネジメントする視点を持ちながら利用者さんと接するようになります。

 

なぜなら、ケアプランを作成する必要があるからですね。

 

「この利用者さんは、生活していくうえでどんな課題があるのだろうか?」

という、現場の介護士とは違った視点で利用者さんと関われる点が、ケアマネのメリットだと感じています。

 

ケアマネのメリット③:学びになる

ケアマネ資格を取得してマネジメント視点をもつことで、介護士の立場とは違った学びがあるんです。

 

  • ケアプランの作成
  • サービス担当者会議の開催

居宅では給付管理も行います。

他の機関との連絡・調整が必要な場面も多いです。

 

介護現場で働いているだけでは、学ぶことのできないことを多く学べます。

「今よりもっと成長したい!」と思っている人は、ぜひ目指してみてください

 

次からはデメリットについてお伝えしていきます。

 

ケアマネのデメリット➊:情報量の多さ

ケアマネをやるうえで、現場の介護士と違う点の1つは「扱う情報量の多さ」です。

ケアプランの作成をはじめ、利用者さん1人にどんなニーズがあり、どんなサービスが必要か。

 

ご家族や他のサービス事業所との関わり、給付管理をするときには金銭的な情報も知っておく必要があります。

 

とにかく、知っておくべき情報がたくさん。

いろんな情報を取り扱う必要があり、現場の介護士からケアマネになったときはとても苦労しましたね。

 

ケアマネのデメリット❷:精神的な負担

ケアマネは精神的に気をつかう部分が多い仕事なんですよね。

 

  • 利用者さん本人
  • 介護職員
  • 連携すべき他職種
  • 関わるサービス事業所
  • 他に関わりのある人  など

 

関係機関それぞれの意見はケアマネに集中することが多いです。

ケアマネは多方面からの意見をまとめ、最適な支援を決めてフィードバックすることが求められます。

仕事がこまかく、慣れないうちは精神的な疲れが大きいと感じるかもしれません。

 

ケアマネのデメリット❸:仕事量の増加

現場の介護職は利用者さんを支援して、自分の勤務時間が終われば業務終了ですよね。

しかし、ケアマネは違います。

 

利用者さんのプランは作らないといけないし、請求業務はあるし、連携他職種との調整などもあります。

イレギュラーな対応もたびたびあるんです……

 

施設ケアマネは介護士兼務の場合が多く、現場仕事+ケアマネ業務になり、結構忙いんですよ。

自分は施設ケアマネで介護士兼務ですが、事務仕事の時間がとれないと残業が多くなります……

 

居宅ケアマネは終わりがない仕事ですし、施設では兼務が多く、仕事量が増加するケースが多いと思いますね。

 

ケアマネの将来ってどうなるの?

「介護支援専門員=ケアマネ」という職業は、今後もニーズが高まってくる職業だといえますね。

なぜなら、高齢化社会が進むなかで、介護従事者の数が絶対的に足りないからです。

もちろん、ケアマネの数もたりません。

 

日本の高齢化が進んでいくなかで、お年寄りの数は増えるも支える職員が足りない。

ケアマネも含めた「介護従事者」のなりてを増やす必要があります。

 

日本介護支援専門員協会の会長は

「ケアマネの年収を、将来的に500万円まで届くような仕組みを作らないといけない」

と述べています。

 

人手不足を解消するために、収入面などの処遇が改善される可能性は大きいです。

今後もしばらくは、ケアマネはニーズが高い職業であると考えられますね。

 

「ケアマネの将来性」について、別の記事にて詳しくお伝えしています。

 

ケアマネの収入まとめ:平均収入は30~40万円ほど、経験つんだりスキルアップしたりで収入アップを目指そう!

ケアマネの平均収入は以下の通りになります。

ケアマネ平均収入

年齢(歳) 勤続年数 給与(手当含) 賞与
男性 44.3 8.9 29.4万円 71.4万円
女性 52 9.5 26.8万円 59.5万円

引用元:「賃金構造基本統計調査」より

 

ケアマネの働く場所での給与の差は、以下の通りです。

ケアマネの働く場所での収入

施設の種類 ケアマネの平均給与
介護老人福祉施設 41万1,830円
介護老人保健施設 39万5,950円
訪問介護事業所 34万800円
通所介護事業所 33万8,380円
小規模多機能型居宅介護事業所 34万9,740円

引用元:「介護従事者処遇状況等調査結果」より

 

ケアマネの働きかたは2種類

  • 施設ケアマネ
  • 居宅ケアマネ

 

ケアマネの収入をアップさせる方法5選
  • 経験を積む
  • 働く場所をかえる
  • 主任ケアマネになる
  • 施設ケアマネになる
  • 独立する

 

10年ケアマネ経験してのメリット・デメリット

ケアマネのメリット

  • 収入がふえた
  • 介護福祉士とは違った視点で支援できる
  • 学びが多い

 

ケアマネのデメリット

  • 情報量が多い
  • 精神的な負担
  • 仕事量の増加

 

後期高齢化が進む現状において、ケアマネ含む介護従事者の数が足りない状況です。

ケアマネのなりてが少なく、処遇が改善される政策が施行される可能性は大いにあります。

ケアマネという職業は、今後もニーズがある安定した職業だといえますね。

 

収入面は大切だと思いますが、実際に資格を取得して思うのは「学びが多い」ことです。

  • マネジメント視点での支援
  • 介護給付や介護保険制度の理解
  • ご家族との関わり など

現場の介護職では経験できないことが多いので、とても勉強になります。

 

受験資格の取得や試験に合格するのは大変ですが、取得すれば大きなスキルアップになります。

介護の道を続けるなら、取得しておいて損はない資格だと断言しますね。

 

少しでも興味があれば、挑戦しましょう。

ケアマネ資格には「お値段以上の価値」アリです!

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

それではまた!