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社会福祉士1発合格の私が試験に受かる5つのコツを10分で徹底解説

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社会福祉士1発合格の私が試験に受かる5つのコツを10分で徹底解説

相談者
相談者
社会福祉士の試験って難しいって聞くけど、どのくらい難しいのかな……受かるコツとかあれば知りたいな。

 

社会福祉士の資格を目指していたり、資格に興味があったりする人の中には、試験について悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

 

実はこの記事を読めば、「試験に受かる勉強のコツ」などが分かり、試験に関する悩みが解決できてしまうんです。

 

過去に自分自身も社会福祉士の試験について悩んでおり、色々な勉強方法を試しながら試験に合格できました。

 

実体験から「社会福祉士の国家試験に受かるコツ」について、詳しくお伝えしていきます。

 

この記事で解決できる疑問・悩みとは?

➀社会福祉士の資格や受験資格について

➁社会福祉士1発合格の私が伝えたい「試験に受かる5つのコツ」

➂社会福祉士の資格は独学でも受かる?通信講座の受講はアリ?

④社会福祉士の勉強におすすめな参考書2冊を紹介!

➄【体験談】働きながら社会福祉士資格に挑戦した感想

 

この記事を読めば、「社会福祉士の国家試験に受かるコツ」が簡単に分かります。

また、独学や通信講座、おすすめ参考書についても伝えているので、”試験に関する悩み”が解消できる記事なってるんです。

 

社会福祉士の国家試験に対して、不安や悩み、疑問などがある人、ぜひ最後までチェックしてください。

 

【この記事を書いた人】しゅうへい・ジャパン

【職業】施設介護職員

【趣味】筋トレ、読書、アニメ鑑賞など

社会福祉士資格1発合格の経験から、「試験に受かるコツ」を紹介します。

 

 

この記事の信頼性:介護福祉士・ケアマネ・社会福祉士の資格を所有しています。

 

 

もくじ

 

 

社会福祉士の資格、試験の特徴について

社会福祉士の資格は、「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づく国家資格です。

 

社会福祉士の求められる役割は、以下の通りに定義されています。

 

社会福祉士とは……

『社会福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があること、または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者または医師その他の保険医療サービスを提供する者その他の関係者との連絡及び調整その他の援助を行うことを業とする者をいう。』

 

社会福祉士の主な業務は「相談援助」になります。

日常生活で困難を抱える利用者さんの相談に応じ、行政・福祉サービスなどにつなげるのが主な役割です。

 

社会福祉士の仕事内容について、他の記事にて詳しくお伝えしています。

 

社会福祉士の資格は「名称独占」

社会福祉士の資格は、「名称独占」の資格になります。

実は社会福祉士の資格を持っていなくても、有資格者と同じ仕事ができるんです。

しかし、同じ仕事ができても「社会福祉士」を名乗ることはできません。

業務独占とは……名称独占の資格とは違い、その資格がないと業務ができません。

例:医師、弁護士、行政書士など

 

社会福祉士の”仕事内容だけ”に興味があるなら、資格がなくても同じ業務をすることは可能です。

 

しかし、社会福祉士として資格を活かした仕事をするならば、試験に合格し、資格を取得する必要がありますよ。

 

社会福祉士の受験資格について

社会福祉士の受験資格は、以下の12通りのルートで取得することができます。

 

社会福祉士受験資格取得ルート図

 

どのルートで受験資格を取得しても、社会福祉士になるには国家試験に合格する必要があるんです。

社会福祉士の資格に挑戦する人は、”自分がどのルートで受験資格を取得すべきか”を、良く確認しておきましょう。

 

社会福祉士の資格の取り方については、他の記事で詳しくお伝えしています。

 

社会福祉士の国家試験の特徴とは?

社会福祉士の国家試験には、いくつか特徴があるんです。

この試験の特徴を抑えておくことが、合格への1つのポイントとなりますよ。

 

社会福祉士の試験の特徴は以下の5点です。

 

社会福祉士国家試験の5つの特徴
  1. 試験範囲が広い
  2. 問題数が多い
  3. 試験の難易度が高め
  4. 0点の科目があると不合格
  5. 2025年の試験から新カリキュラム

 

社会福祉士の試験の特徴として、範囲が広かったり、問題数が多かったりする点が挙げられます。

また、2025年の試験から、カリキュラムが新しくなってるんです。

 

今後、社会福祉士の試験を受ける人、資格に興味がある人は、これらのポイントを意識しておきましょう。

 

5つの特徴について、それぞれ具体的にお伝えしていきます。

 

特徴➀:試験範囲が広い

社会福祉士の試験科目は19科目あり、かなり試験範囲が広いです。

それだけ勉強量が多くなるということなので、試験に向けてしっかりとした準備が必要になります。

あとでも説明しますが、「0点の科目があると不合格」になるので、全部の科目を勉強する必要があるんです。

 

特徴➁:問題数が多い

社会福祉士の試験は試験範囲が広いだけでなく、問題数も多くなっているんですよね。

問題数は全部で129問、回答時間は225分。

回答方式は、5つの選択肢の中から正解を選択する「五指択一式」が基本ですが、正解を2つ選択する問題もあります。

問題1つに対して2分かけられない計算なので、1つの問題をじっくり解く時間はないんです。

 

特徴➂:試験の難易度が高い

社会福祉士試験の難易度は、福祉系の資格の中ではやや高めとなっています。

 

社会福祉士試験の受験者数と合格率

追記:令和5年度、社会福祉士試験の受験者数と合格率

受験者数 合格者数 合格率
令和5年度 34,539人 20,050 58.1%

 

令和3年度までは2~3割の合格率で推移しており、難易度が高めの試験となっていました。

しかし直近の2年では合格率が4割~5割となっており、例年に比べて合格率が高くなっています。

 

他の福祉系資格の合格率

  • 介護福祉士合格率:約7~8割
  • ケアマネ合格率:約2~3割

 

社会福祉士の資格試験はやや難易度が高めなので、受験の際はしっかり勉強して準備することが大切ですね。

 

社会福祉士の資格の難易度について、下記の記事でもお伝えしています。

 

特徴④:0点の科目があると不合格!

社会福祉士の試験は、19科目の中で0点の科目があると不合格になります。

なので、「山を張って勉強する」ということが難しくなるんですよね。

全部の科目で得点する必要があるため、19科目の広い範囲の勉強が必要になります。

社会福祉士の試験の難易度が高めなのは、試験範囲が広く、全ての科目で得点する必要がある点が要因の1つです。

 

特徴➄:2025年の試験から新カリキュラムに変更

2025年の試験から、カリキュラムが変更になっています。

変更点の例

➀科目が統合されたり、名称が変わったりしている

「地域福祉の理論と方法」+「福祉行財政と福祉計画」=「地域福祉と包括的支援体制」

更生保護制度⇒刑事司法と福祉

➁呼び方が変わっている

「相談援助」から「ソーシャルワーク」という表現に変更

➂実習時間の変更と実習施設の追加

実習時間:180時間⇒240時間に増加(介護福祉士などの有資格者は実習時間の短縮あり)

実習施設:1つの施設だけでなく、2つ以上の施設での実習が必要になる

 

学ぶ内容にも変化があるため、今後受験を検討している人は、必ず最新のテキスト・参考書で勉強するようにしてください。

 

社会福祉士1発合格の自分が伝えたい「試験に受かるコツ5選」

社会福祉士の試験に1発で合格した自分が、受験勉強するうえで大切だと感じたのは以下の5つのポイントです。

 

試験勉強で大切な5つのポイント
  1. 勉強の基本は「テキスト」と「問題集」の繰り返し
  2. 試験日から逆算して勉強のスケジュール管理をする
  3. 勉強の段階から「問題文を最後まで読むクセ」をつけておく
  4. 問題集にて、選択肢の〇や×の理由まで理解しておく
  5. 自分に合った勉強方法で試験に挑む

 

自分自身が試験に挑戦するときは、勉強しながら上記の「5つのコツ」が大切であることを学びました。

最初は何も考えずに勉強していたので、かなり非効率な勉強で無駄な時間を多く費やしてしまったんです……

 

この5つのポイントを抑えつつ勉強すれば、効率的かつ効果的な勉強方法が身につきます。

今後、社会福祉士の試験を受ける人、資格に興味がある人は参考にしてみてください。

スムーズに勉強できるので、試験突破がグッと近づきますよ!

 

上記の「試験に合格する5つのコツ」について、具体的にお伝えしていきます。

 

受かるコツ➀:基本は「テキスト」と「問題集」の繰り返し

勉強方法の基本は、「テキストで学び問題集をひたすら解く」という、王道パターンでOKです。

自分自身でノートにまとめたり、聞き流しの勉強を実践したりしましたが、この王道パターンがやはり最強でしたね。

 

これらの勉強方法をおすすめする理由は次の2つです。

  • テキスト:各科目の知識が学べる
  • 問題集:問題の出題傾向を学び、問題を解くことに慣れる

 

テキストでの勉強だけだと、「問題を解く力」がつかないので、試験で点をとることが難しくなります。

また問題集だけでは、問題の選択肢の意味や、「なぜこの選択肢が×なのか」など、問題に対する基礎知識が学べないんですよね。

 

自分自身も……

「テキストで知識を蓄え、問題集で問題の解きかたを学ぶ、それを何百回も繰り返す」

というシンプルな勉強方法で、試験に1回で合格できました。

 

実体験からお伝えします。

試験に合格する1番効率的な方法は、シンプルに「テキストと問題集を勉強する方法」だということです。

 

受かるコツ➁:スケジュール管理を徹底しよう

社会福祉士の試験日は、毎年2月の上旬に設定されています。

その試験日に合わせて勉強のスケジュール管理をすることが、試験合格への1つのポイントでもあるんです。

 

なぜなら、スケジュール管理をすることで、日々やるべき勉強量や内容が明確になるからですね。

 

社会福祉士の試験に合格するための勉強時間は、約300時間だと言われています。

300時間を目安として、生活の中で勉強にあてられる時間を考慮し、試験に間に合うよう調整することが大切なんです。

 

スケジュール管理の例

・1日1時間は勉強時間がとれる人

300時間=1時間×300日……300日≒10カ月=勉強期間10カ月に設定

・1日2時間は勉強できる人

300時間=2時間×150日……150日≒5か月=勉強期間は5か月に設定

 

この数字はあくまでも目安です。

勉強していく中で、内容が難しく感じたり、不安に思ったりするならば、より多くの勉強時間を確保する必要があります。

 

早めにスケジュール管理を行って勉強に取り組むことが、試験合格への1つの大きなポイントなんです。

 

スキマ時間に勉強しよう!

自分は仕事しながら試験勉強を行っていました。

仕事しながらだと、勉強時間を確保することが難しいです。

勉強時間の確保のため、仕事の休憩時間や現場実習の空いた時間を勉強にあてていました。

1回で1時間や2時間など、まとまった時間を確保することが難しいので……

  • 通勤時間に音声学習
  • 仕事の休憩時間20分で一問一答

このように、スキマ時間を使って勉強するのがおすすめです。

スキマ時間も積み重ねればまとまった時間になるし、15分など短い時間だと、より勉強に集中できますよ。

 

受かるコツ➂:問題文を最後まで読むクセをつけよう

試験までの勉強期間中に、「問題文を最後まで読んで理解するクセ」をつけておきましょう。

理由は、問題によって回答数がことなるケースがあるからです。

 

上記でもお伝えしましたが、社会福祉士の試験問題は129問、225分間で回答しないといけません。

ゆっくり問題を解いている時間はないんです。

 

しかし、0点の科目があると不合格なので、しっかりと問題文を読む必要があります。

問題を読まないと正解の選択肢が分からないし、回答する数を間違えてしまう可能性もあるんです。

 

勉強の段階から「問題文を最後まで読んで回答するクセ」をつけておきましょう。

そうすることで、試験突破に必要な「問題を素早く理解し、的確に答える力」が身につきます。

 

受かるコツ④:なぜ〇?なぜ×?選択肢の答えまでしっかり把握しよう

勉強するときに……

「この問題の1番の選択肢は〇、2番は×」

など、問題の選択肢に対する答えを暗記するだけでは、試験に合格することはできません。

 

勉強するときには、1つひとつの選択肢ごとに「なぜ1番は〇なのか?」など、理由まで理解する必要があります。

なぜなら、答えを暗記するだけだと、出題方法が変わったときに対応できないからです。

 

社会福祉士の本番の試験では、過去問と同じような問題なのに、文章が少し違うかたちで出題されることがあります。

 

そんなとき、普段の勉強から基礎を学んでおけば、慌てることなく回答することができるんですよね。

「答えの丸暗記方式」では、問題文が違うだけで正解が分からなくなってしまいます……

 

どんな出題方法でも対応できるよう、

「選択肢の回答の意味まで理解する試験勉強」

をしていきましょう。

 

受かるコツ➄:自分に合った勉強方法で学ぼう

自分がおすすめなのは、テキストと問題集で勉強する方法です。

しかし、それにとらわれずに、自分に合った勉強方法で学ぶことが大切になります。

 

自分に合わない勉強方法で学んでも、試験に合格する力は身につきませんし、勉強に集中もできません。

無駄な労力や時間を費やすことになってしまうんです。

 

テキストと過去問での勉強方法を1度は試してみてください。

「自分はこの勉強方法が合わないな……」と思ったら

  • 通信講座を受講する
  • 短期間のスクーリングで勉強する
  • アプリや動画で学ぶ

このような、色々な勉強方法を試してみてください。

 

今の時代は欲しい情報が簡単に手に入ります。

勉強方法は1つではなく色々あるんです。

 

自分がスムーズに取り組める勉強方法を見つけることが、試験合格にはとても大切なポイントになりますよ。

 

社会福祉士の試験は独学でも受かる?通信講座の受講はアリ?

結論からお伝えしますと、社会福祉士の試験は独学でも合格できます

なぜなら、書店やネットで必要な教材は手に入りますし、欲しい情報の多くは検索すれば簡単に分かるからです。

 

勉強方法や使用する参考書など、ネットで簡単に検索することができます。

勉強方法が分かって参考書を用意すれば、あとはひたすら行動あるのみです。

毎日コツコツと勉強すれば、確実に試験に受かる実力はついてきますよ。

 

自分は社会福祉士の資格を独学で取りました。

同じ会社の先輩も、独学で試験に合格しています。

 

勉強の方法や使うテキストなど、自分で調べて行動し学び続ければ、独学でも社会福祉士試験に合格することは十分可能ですよ。

 

とはいっても……

  • 「独学で勉強するのは不安がある」
  • 「サポートがあったほうが勉強がスムーズにいく」

上記のような、独学に不安を感じたり、何かしらのサポートが必要な人は、「通信講座」の受講がおすすめです。

 

自分は独学で社会福祉士の資格を取得しましたが、基礎知識をもう1度勉強するため、通信講座の教材でも勉強しました。

通信講座と独学とでは、違う点がいくつかあるんですよね。

 

独学と通信講座、それぞれに向いている人やメリット・デメリットについて、両方体験した自分からお伝えしていきます。

 

資格取得を目指していて、勉強方法に悩んでいる人、通信講座の受講を検討している人は参考にしてみてください。

 

独学での勉強が向いている人やメリット・デメリットについて

自分が独学で社会福祉士の試験勉強をしたとき、感じたメリット・デメリットは以下の点になります。

 

独学で試験勉強するメリット

  1. 費用が安い
  2. 使いやすい教材で勉強できる
  3. 自分の好きな勉強方法を実践できる

 

独学で試験勉強する場合、通信講座などよりも教材費用を安く抑えることができます。

テキストと過去問を購入しても、1万円前後で抑えることができるんですよね。

通信講座の場合は、3~5万円ほどかかるケースが多いです。

 

教材選択やスケジュール調整など、自分のペースで試験勉強を進めていける点も、独学のメリットの1つになりますね。

 

独学のデメリット

  1. 分からないところ、疑問点の解決が難しい
  2. 教材選びや勉強スケジュールを自分で決める必要がある
  3. モチベーションの維持が難しい

 

独学でのデメリットとしては、分からない所や疑問点などがあった場合、調べるのに時間がかかる点がありますね。

また、自分で教材選び、スケジュール管理を行うことが苦手と感じる人には、独学での勉強は大変かもしれません。

 

勉強期間は数カ月に及ぶことが多いです。

1人で勉強するモチベーションを維持することが難しく、その点も独学でのデメリットだと感じました。

 

独学での勉強に向いている人はこんな人!

自分が実際に体験して感じた「独学での試験勉強に向いている人」は、以下のような人です。

 

こんな人は独学で試験突破を目指そう!

  1. 試験に関する費用をなるべく抑えたい
  2. 勉強方法やスケジュールを自分で決めたい
  3. 数カ月勉強するモチベーションを維持できる自信がある

 

独学で試験勉強をする場合、通信講座などよりも費用を抑えて学ぶことができます。

勉強方法やスケジュールを自分で決めたり、分からないことを自分で調べたり、自ら行動できる人は独学に向いていますよ。

 

また独学で勉強する場合には、毎日コツコツと自分1人で取り組む必要があります。

日々勉強に取り組むモチベーションが維持できる自信がある人は、独学で試験突破を目指しましょう。

 

通信講座の受講がおすすめな人やメリット・デメリットについて

社会福祉士をはじめ、ケアマネや介護福祉士など、福祉系の資格に関して再度基本を勉強したくて、通信講座の教材で勉強しました。

 

自分は「ユーキャンの通信講座」で勉強したので、お伝えする内容はユーキャンの通信講座についてになります。

 

ユーキャン通信講座の教材

 

自分が感じた「通信講座のメリット・デメリット」は、以下のような点です。

 

通信講座を受講するメリット

  1. 効率良く勉強できる教材、スケジュール管理などサポートが充実している
  2. 問題を解く機会が多いので、自分の実力が把握しやすい
  3. 分からない点や疑問点が質問できる(回数制限あり)

 

通信講座の最大のメリットの1つは「効率的に勉強できる」、という点になります。

要点をまとめた教材と問題集により、カリキュラムに沿って勉強すれば、スムーズに実力がついてくるんです。

 

「分からない部分や疑問点は質問できる」

というサポート体制が整っている点も、通信講座の大きなメリットだと感じました。

 

通信講座のデメリット

  1. 独学よりも費用が高額になる
  2. 勉強の自由度が低い
  3. 受講しても受かるとは限らない

 

独学で勉強するとき、基本的なテキストと過去問だけであれば、約1万円ほどで教材をそろえることができます。

しかし、通信講座を受講する場合、3~5万円ほどの金額がかかってしまうんです。

 

決まった教材、カリキュラムで勉強を進めるため、自分なりの勉強方法を進めたい人には、通信講座は合わないかもしれませんね。

 

あたりまえのことですが、高いお金を払って通信講座を受講しても、100%試験に受かるとは限りませんよ。

結局、努力して勉強するのは自分です。

いくら優れた教材が用意されていても、自分で頑張って勉強しないと、試験に受かることはできません。

 

  • 独学のメリット・デメリット
  • 通信講座を受講するメリット・デメリット

社会福祉士の資格に挑戦する人は、これらの点を参考にして、自分なりの勉強方法を選択して頂けたらと思います。

 

 

ユーキャンの通信講座について、他の記事で詳しくレビューしています。

講座の受講を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

社会福祉士に受かるコツは「参考書」にあり!おすすめ2冊を紹介

独学で社会福祉士の試験勉強するときにおすすめな参考書は、以下の2冊になります。

 

社会福祉士の勉強におすすめな参考書2冊

中央法規出版

  • 見て覚える!社会福祉士国試ナビ
  • 社会福祉士国家試験過去問解説集

 

実際に書店に行ってテキストや過去問を試し読みしましたが、個人的には上記の2冊が勉強しやすいと感じました。

 

「国試ナビで基本的な知識を学び、過去問で問題を解く訓練をする」

色々な勉強方法を試した中で、結果的にこのシンプルな勉強方法が1番効果的でしたね。

 

多くの出版社からテキストが販売されていますが、独学で社会福祉士試験に挑戦する人は、この2冊は要チェックです。

 

上記の2冊の参考書について、内容やおすすめポイントなどお伝えしていきます。

 

おすすめ参考書➀:見て覚える!国試ナビ

おすすめ参考書の1冊目は、中央法規の「見て覚える!国試ナビ」になります。

題名の通り、見て知識を学んでいく参考書で、イラストや図解が多く使われており、とても分かりやすい内容ですよ。

 

 

社会福祉士の試験会場にて、多くの受験生の方が、この参考書を手に勉強している場面を見ました。

「このテキストはやはり試験勉強に効果的なんだな……」

と思った場面が、今でも強く印象に残っています。

 

「本当に見るだけで覚えられるの?」と思う人もいるかもしれません。

 

国試ナビは

「文字で書かれているテキストを、表や図解を多く活用し分かりやすくしたもの」

というイメージが強く、図や表は多いですが、文字で書かれている部分も多いので、勉強しやすいです。

 

参考書選びの際には、ぜひ1度は内容をチェックしてみてくださいね。

 

おすすめ参考書➁:中央法規、社会福祉士過去問解説集

独学におすすめの参考書もう1冊が、国試ナビと同じ中央法規の「過去問解説集」です。

過去5年分の試験問題がのっており、勉強することで出題傾向が把握できて、問題を解く力が身につきます。

直近の過去3年分は選択肢ごとの詳しい解説あり、それ以前の2年分は問題と答えのみ。

 

 

1つの問題に対して回答するポイントが書いてあり、選択肢ごとに詳しく解説もされています。

 

回答のポイントを把握したり、選択肢ごとの解説を理解することで、同じような問題が出題されたときスムーズに解答できるんですよね。

多くの問題を解くことで、社会福祉士試験の出題傾向をつかめたり、問題を解く力が身についたりします。

 

社会福祉士の試験に合格するなら、「過去問を解く」という作業は必須と言っても過言ではありません。

 

国試ナビで知識を養い、過去問で問題を解くテクニックを学ぶことで、試験合格に大きく近づくことができます。

 

おすすめ参考書番外編:社会福祉士ワークブック(共通・専門科目編)

国試ナビをチェックしてみて、

「自分には図解やイラストでの勉強は合わないな……」

と思ったら、中央法規の「ワークブック共通科目・専門科目」をチェックしてみてください。

 

ワークブック専門科目・共通科目

 

「国試ナビ」とは違い、文字を読んで勉強するテキストになります。

 

自分が1番最初に購入して勉強したテキストは、ワークブックだったんです。

どちらのテキストも、分かりやすく丁寧な解説でスムーズに勉強できました。

個人的には「国試ナビ」のほうが使いやすかったですね。

 

「国試ナビ」と「ワークブック」、どちらが良いかは好みによります。

両方を試しで読んでみて、気に入った方で勉強していきましょう。

 

参考書と過去問は同じ出版社のものを使いましょう。

過去問とテキストは連動している部分があるので、同じ出版社のほうが効果的でスムーズな勉強ができます。

また法改正などもあるので、必ず最新版のテキストで勉強してくださいね。

 

 

参考書を使ってのおすすめできない2つの勉強方法

独学で勉強するときには、「テキストで学ぶ、問題集で問題を解く力をつける」という、シンプルな勉強方法でOKです。

 

しかし、試験勉強している人の中には、基本学習だけでは不安に感じて、非効率な勉強をしてしまう方もいるかもしれません。

 

自分もシンプルな勉強方法に不安を感じて、逆に非効率な勉強をしてしまった経験があるんですよね。

試験勉強をする中で、個人的に非効率だと感じた勉強方法は以下の2点。

 

実践して非効率だと感じた勉強方法2選

  1. テキストの内容をノートにまとめる
  2. 色々な参考書で勉強する

 

上記の2点の勉強方法は、費やす時間や労力に対して効果が低いように感じました。

ノートにまとめたり、色々な参考書で勉強したりするのは、時間や手間がかかります。

それなのに効果的な勉強につながらないのは、もったいないですよね……

 

くり返しになりますが、テキストと問題集をくり返し勉強すれば、社会福祉士試験に合格する力は身につきます。

時間や労力には限りがあるので、できるだけシンプルで効果的な勉強を意識していきましょう。

 

上記の「非効率だと感じた2つの勉強方法」について、効率的でない理由についてお伝えしていきます。

 

おすすめしない勉強方法➊:テキストをノートにまとめる

テキストの内容をノートにまとめる勉強方法は、個人的におすすめしません。

なぜなら、テキスト自体が試験範囲の要点をまとめた1冊の本だからです。

 

自分もノートにまとめる勉強方法を実践しました。

 

しかし、まとめる作業に労力を使い果たし、内容を勉強するまでの時間も体力もありませんでしたね……

ノートにまとめる時間や労力が無駄になってしまったんです。

 

結局は「テキストと過去問を繰り返す」という勉強方法に戻る結果となりました。

 

ノートにまとめる時間があるのなら、1行でも多くテキストを勉強したほうが良いし、1問でも多く問題を解く時間に使いましょう。

そのほうが効率的だし、試験に合格する確率は高くなります。

 

おすすめしない勉強方法➋:色々な参考書で勉強する

1~2冊の参考書で勉強するだけでは不安になり、5冊も6冊も参考書を買って勉強する方もいるかもしれません。

しかし、多くの参考書で勉強する方法も、やめておいたほうが良いですよ。

 

なぜなら、色々な参考書で勉強しても、学ぶ内容が中途半端となり、問題を解く力につながらないからです。

試験範囲が広い社会福祉士の試験では、中途半端な知識は通用しません。

 

勉強するなら2~3冊ほどの参考書で、全部のページ暗記するくらいまで勉強していきましょう。

やるべきことを絞って勉強したほうが、学ぶ内容が知識として残り、それが問題を解く力につながります。

 

独学で勉強する際には参考書は2~3冊程度に絞り、その数冊を徹底して勉強していきましょう。

多くの参考書で色々勉強するよりも、少ない数の参考書で勉強したほうが、知識が定着しやすいですよ。

 

おすすめの参考書について、下記の記事でより詳しくお伝えしています。

 

試験1~2カ月前、試験会場で意識するポイント

自分自身が試験1~2カ月前、試験会場で意識して良かったポイントをお伝えしていきます。

 

試験前に意識すると良い3つのポイント

  1. 試験1~2カ月前はひたすら問題を解く時間にあてる
  2. 試験1カ月前は勉強のペースをさげて体調管理を徹底する
  3. 試験会場ではまわりは気にせず目の前の試験に集中する

 

上記の3点を意識したことで、ラストスパートで問題を解く力が大きく向上したように感じました。

また、体調管理を意識したり、試験に集中したりすることで、心身ともにリラックスして試験にのぞめましたね。

 

試験直前で新たなことを勉強しても、中途半端な知識となって、余計に混乱してしまいます。

また、体調が悪かったり、まわりを気にしすぎて緊張したりすると、実力を発揮できませんよね。

 

試験前は、今まで勉強してきたことをより強化する時間に使いましょう。

そして、体調管理や精神的な安定を意識することで、万全な体制で試験を受けることができますよ。

 

【実体験】働きながら社会福祉士の資格に挑戦した感想【大変なポイント】

自分は介護職として福祉施設に勤めながら、社会福祉士の資格を取得しました。

働きながら社会福祉士の受験資格を取得して試験に合格するのは、正直かなり大変でしたね……

特に大変だと感じたのは、以下の3つのポイントになります。

 

働きながら社会福祉士の資格に挑戦したときの大変な3つのポイント

  1. 約1年6ヵ月の通信学習
  2. 試験勉強の時間の捻出
  3. モチベーションの維持

 

当時は大変で忙しい日々を過ごしましたが、結果的には資格をとって良かったと感じています。

自分自身が成長できたと感じるし、今後の人生においてメリットとなる点がいくつかあるからです。

 

社会福祉士の資格に興味があるけど、仕事や学校、家のことなどで挑戦に迷いがある人。

ぜひ資格取得を目指してください!

自分は資格を取得して、かけた時間や労力、お金以上の価値があると感じています

 

  1. 働きながら資格を取得するとき大変だったポイント3選
  2. 自分が感じた社会福祉士の資格を取得するメリット

 

上記の2点について、具体的にお伝えしていきます。

 

大変なポイント➀:1年半の通信学習

自分は社会福祉士の受験資格を得るために、一般養成施設にて約1年6ヵ月の通信学習が必要でした。

上記の「受験資格取得ルート・第3号」にて受験資格を取得しました。

 

その1年6ヵ月の内容が結構大変で……

  • 12日ほどのスクーリング
  • 20日以上の現場実習
  • 70本以上の小論文

これらの課題をクリアしないといけません。

 

普通に課題をクリアするだけでも大変ですが、仕事をしながら、家事をこなしながらだと、さらに大変です。

自分が通っていた養成施設の生徒さんは、土日などの休日を使って実習やスクーリングに通っている方が多くいました。

 

働きながら養成施設を卒業するのは大変です。

しかし、普段は関わらない人とコミュケーションがとれたり、色々な知識を学べたりしたので、充実した時間でもありましたね。

 

大変なポイント➁:試験勉強の捻出

働きながら資格取得を目指すときに、大変なポイントの1つは「勉強時間の捻出」でした。

仕事で忙しく勉強時間がとれない日が続いたり、休日でも疲れて休息を優先してしまったりすることが多いからです。

 

自分は勉強時間を捻出するために、「朝活」をやっていましたね。

休日や仕事終わりに時間を作るのが大変だったので、仕事前に1時間ほど早起きして勉強していました。

朝は外部からの干渉も少なく頭も冴えているので、かなり集中して勉強できていたんです。

 

仕事しながら養成施設に通い、課題をクリアしつつ試験勉強をする。

正直、めちゃくちゃ忙しかったです……

 

勉強時間の捻出するために大切なことは、「自分の勉強スタイルを見つけること」だと感じました。

 

  • 早起きして勉強してみたり
  • 平日に勉強する時間はないので、休日に8時間は勉強する
  • 休日に多く勉強時間はとれないので、平日に1時間ずつコツコツ勉強する

 

勉強の時間を作るのが大変だったので、自分はまず「勉強スタイルの確立」から始めました。

自分に合った方法で勉強した結果、1回で試験に合格できたんです。

 

試験に合格できた大きな要因の1つは

「自分に合った無理のないペースで勉強したこと」

だと感じています。

 

大変なポイント➂:モチベーションの維持

働きながら資格の勉強をしていると、モチベーションの維持も大変になります。

試験範囲が広く、勉強期間をある程度長くとる必要があるからです。

 

自分は約10カ月ほど期間を設けて勉強していたのですが、3カ月ほど経過すると、勉強がとても面倒に感じていましたね。

毎日1時間は勉強すると決めたのに、30分で終わったり、勉強しない日もでてきたんです。

 

自分の中で「このままではダメだ!」と思い……

  • 社会福祉士の試験本番までの残り日数
  • 自分が社会福祉士の資格をとる目的

この2点を紙に書いて、いつも見えるところに貼っておき、勉強のモチベーションをあげていました。

 

働きながら社会福祉士の試験勉強をする際には、1日にとれる時間に限りがありますよね。

なので、6ヵ月~1年ほどは勉強期間をとる必要があります。

 

試験対策には勉強する教材や学ぶ方法も大切ですが、モチベーションをコントロールすることもすごく大切だと感じました。

 

 

働きながら社会福祉士の資格を取得することについて、他の記事にてより具体的にお伝えしていますよ。

 

社会福祉士の資格を取得するとこんなメリットあります!

自分が社会福祉士の資格をとって感じたメリットは以下の3点です。

 

資格をとって感じたメリット3選
  1. 給料があがる
  2. キャリアアップできる
  3. 働きかたの選択肢が増える

 

自分は福祉施設で働いていますが、資格をとって収入があがり、昇格することもできました。

介護現場だけでなく、相談員の仕事も経験することができたんです。

 

「社会福祉士の資格は、取得してもあまり意味がない」

という意見を聞いたことがあります。

しかし、意味があるかどうかは、自分の考えかた、働きかたで変わってきますよね。

社会福祉士の資格の意味については、下記の記事で詳しくお伝えしています。

 

少なくても、自分にとって社会福祉士はメリットがある資格です。

 

大切なのは……

「自分は社会福祉士の資格をとって何がしたいのか?」

これを明確にすることなんです。

 

せっかく時間や労力、お金を投資して資格をとるので、「意味のある資格」にしていきたいですよね。

 

自分が感じた「社会福祉士の資格のメリット3選」について、具体的にお伝えしていきます。

 

メリット➀:給料があがる

自分は社会福祉士の資格を取得して、収入があがりました。

資格手当がついたり、昇格して役職手当が増えたからですね。

また、「社会福祉士の資格を活かして転職する」という方法をとって、収入があがる可能性もありますよね。

社会福祉士の資格をとることで、収入があがる可能性が大いにありますよ。

 

社会福祉士の給料について、下記の記事でもお伝えしていますよ。

 

メリット➁:キャリアアップして成長できる

上記でもお伝えしましたが、自分は資格をとったことで昇格できました。

資格をとることでキャリアアップできる可能性は大きいですよ。

新たな専門性を活かして働くことができるし、資格を持つことで担える仕事が増えるからです。

自分の場合は、現場の介護士から相談員の仕事を経験することができました。

資格を取得することで「できる仕事」が増えるので、キャリアアップにつなげることができますよ。

 

メリット➂:職業の選択肢が増える

社会福祉士の資格をとることで、仕事の選択肢が大きく広がるんです。

社会福祉士が必須な職業もありますし、資格をもっていることで、より専門性が増す職種もあるからです。

社会福祉士の資格を持っていれば、年齢制限などがありますが、公務員を目指すことも可能です。

また、福祉現場の仕事から相談員になることもできます。

社会福祉士として独立して事業所を立ち上げることもできるんです。

社会福祉士の資格をとることで、仕事の選択肢は大きく広がりますよ。

 

下記の記事では「社会福祉士の活躍する場所」についてお伝えしています。

 

社会福祉士試験に合格するコツのまとめ:自分の勉強しやすい方法やスケジュール調整で試験突破を目指そう!

社会福祉士の資格の特徴とは……

社会福祉士の資格は、「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づく国家資格です。

「名称独占」の資格であり、資格がなくても同じ仕事ができますが、社会福祉士を名乗ることはできません。

 

社会福祉士国家試験の5つの特徴
  1. 試験範囲が広い
  2. 問題数が多い
  3. 試験の難易度が高め
  4. 0点の科目があると不合格
  5. 2025年の試験から新カリキュラム

 

試験勉強で大切な5つのポイント
  1. 勉強の基本は「テキスト」と「問題集」の繰り返し
  2. 試験日から逆算して勉強のスケジュール管理をする
  3. 勉強の段階から「問題を最後まで読むクセ」をつけておく
  4. 問題集にて、各設問の〇や×の理由まで理解しておく
  5. 自分に合った勉強方法で試験に挑む

 

通信講座を受講するメリット・デメリット

通信講座を受講するメリット

  1. 教材選び、スケジュール管理をサポートしてくれる
  2. 度々問題を解く機会があり、自分の実力が把握しやすい
  3. 分からない点や疑問点が質問できる

 

通信講座のデメリット

  1. 独学よりも費用が高額になる
  2. 勉強の自由度が低い
  3. 受講しても受かるとは限らない

 

独学で試験勉強するときのおすすめ参考書2選

・中央法規出版

  1. 見て覚える!社会福祉士国試ナビ
  2. 社会福祉士国家試験過去問解説集

 

 

社会福祉士の試験は範囲が広く問題数も多いので、難しい試験だと言われています。

直近の2年間は合格率があがってきていますが、それ以前は合格率が2~3割ほど。

しっかりと準備して挑まなければ合格が難しい試験です。

 

しかし、ここまで記事を読んでくださった方は大丈夫。

「試験に受かるコツ」「独学でのおすすめ教材」はお伝えしたので、あとは地道に勉強するだけです。

 

通信講座や独学など、勉強方法は色々ありますが、試験に受かるためには「自分でやる」しかないんですよね。

 

合格のため、自分に合った勉強方法やスケジュール調整を行い、コツコツ頑張っていきましょう。

自分を信じて地道に努力した人には、必ず良い結果が待っていますよ。

 

この記事が……

  • これから試験を受ける人
  • 社会福祉士を目指している人

このような方々にとって少しでも力になれば幸いです。

 

 

今回はここまで。

長文最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

それではまた!