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ケアマネ資格は最短何年でとれる?経験10年の私が10分で徹底解説

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ケアマネ資格は最短何年でとれる?経験10年の私が10分で徹底解説

相談者
相談者
ケアマネの資格を早くとりたいんだけど、最短で何年くらいかかるのかな……受験資格ってどんな内容なんだろう?

 

上記のように、介護・福祉・医療業界などで働いている人の中には

「最短でケアマネ資格をとりたい!」

なんていう、積極的な人もいるのではないでしょうか。

 

実はこの記事を読めば、「最短でケアマネ資格をとる方法」が簡単に分かるんですよ。

なぜなら、自分自身が無資格から最短でケアマネの資格を取得したからです。

 

実体験をもとに、「ケアマネ資格を最短でとる方法」をお伝えしていきます。

 

この記事で解決できる疑問・悩みとは

➀ケアマネとはどんな職業?

➁ケアマネ資格を取得するには最低何年かかる?

➂ケアマネ資格をとる際の流れについて

➃ケアマネのメリット・デメリットとは?

➄ケアマネに関するよくある質問

 

この記事を読めば、「ケアマネ資格は最低何年で取得できるか?」が簡単に理解できますよ。

また、合わせて”ケアマネ資格をとる際の流れ”や、”ケアマネのメリット・デメリットについて”もお伝えしていきます。

 

【この記事を書いた人】しゅうへい・ジャパン

【職業】施設介護職員

【趣味】筋トレ、読書、アニメ鑑賞など

実体験をもとに、「ケアマネ資格は最短何年でとれるか?」という疑問について解説します。

 

 

この記事の信頼性:介護福祉士・ケアマネ・社会福祉士の資格を所有しています。

 

 

もくじ

 

 

ケアマネとはどんな職業?

厚生労働省の資料によると、介護支援専門員(ケアマネジャー)の役割は、以下のように説明されています。

 

介護支援専門員(ケアマネジャー)

介護支援専門員とは、要介護者や要支援者の人の相談や心身の状況に応じるとともに、サービス(訪問介護、デイサービスなど)を受けられるようにケアプラン(介護サービス等の提供についての計画)の作成や市町村・サービス事業者・施設等との連絡調整を行う者

また、要介護者や要支援者の人が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識・技術を有するものとして介護支援専門員証の交付を受けた者

 

 

ケアマネの仕事は、利用者に対して直接的に関わるのではありません。

利用者の日常生活に抱える課題を解決できるよう、ケアプラン(介護サービス計画書)を作成し、介護サービス事業所、施設などと連携してチームで支援していくんです。

直接的に支援するのは介護サービス事業所や施設職員などであり、ケアマネジャーはマネジメント的な役割になります。

 

ケアマネが活躍する場所も色々あって、その場所ごとに仕事内容も少し違ってくるんですよ。

 

ケアマネが活躍する場所
  • 居宅介護支援事業所
  • 介護施設
  • 障がい者施設
  • 地域ケアプラザ
  • グループホーム……など

 

ケアマネは利用者に対して、直接的な支援をするわけではなく、間接的に関わっていきます。

そのため、各介護サービス事業所、施設、または家族などとコミュニケーションをとりながら、情報を集めることがとても大切なんです。

 

本人の意向と各方面からの情報を踏まえ、利用者が充実した日常生活を送れるよう、チームの司令塔として活躍するのが”ケアマネジャー”という仕事になります。

 

ケアマネの具体的な仕事内容について

ケアマネの具体的な仕事内容は以下の6個になります。

 

ケアマネの仕事内容
  1. ケアプラン作成
  2. モニタリング
  3. サービス担当者会議
  4. 給付管理業務
  5. 要介護認定に関わる業務
  6. 連絡・調整業務

 

これらの業務の他にも細かい仕事はありますが、基本的な仕事は上記の6個になります。

担当する利用者1人ひとりに対してこれらの業務を行う必要があるので、作業量はかなり多くなるんですよね。

居宅のケアマネは約35~40人の利用者を受け持つことが多いです。

 

ケアマネの仕事は、施設や居宅介護支援事業所など、所属する事業所によってことなります。

上記の仕事内容は、あくまで「基本的な仕事」として把握しておいてください。

 

ケアマネの具体的な仕事内容について、もう少し具体的にお伝えしていきます。

 

業務内容➀:ケアプランの作成

ケアマネの大切な仕事の1つとして、「ケアプランの作成」があります。

ケアプラン(介護サービス計画書)とは……

利用者とその家族のこれからの生活への意向と、現在抱えている日常生活の課題について、どのようなサービスを提供し解決していくのかを計画書にしたもの。

参考資料:三幸福祉カレッジ…ケアプランとは?種類や作成方法、ポイントについて解説

 

ケアプランをもとに、介護サービス事業所などの各関係機関がチームで支援していくことになります。

利用者の生活を充実させるため、この「ケアプラン作成」という業務は、とても重要な要素となっているんです。

 

業務内容➁:モニタリングの実施

モニタリングとは……

  • ケアプランにそって支援が提供されているか?
  • ケアプランの内容は、利用者の生活課題を解決する計画になっているか?

上記のように、ケアプランの内容や実際の支援内容を確認し、見直す機会のことです。

利用者本人や家族などに話を聞き、順調であれば継続、問題点があればプランを修正していきます。

居宅のケアマネだと月に1回、施設ケアマネだと3~6ヵ月に1回ほどモニタリングを実施していきます。

 

業務内容➂:サービス担当者会議

サービス担当者会議とは、ケアマネと利用者や家族、介護サービス事業所、ヘルパーなど、利用者本人と支援チームが集まり、支援の方向性や課題などを共有する会議です。

サービス担当者会議を行うタイミングは以下の5つになります。

サービス担当者会議を行う5つのタイミング
  1. 新規のケアプラン作成時
  2. ケアプランの変更
  3. 利用者が要介護度更新認定を受けたとき
  4. 利用者が要介護状態の区分変更を申請するとき
  5. 利用者の状態が大きく変化したとき

 

その他にも、適宜ケアマネが必要と判断した場合、会議が開催されるケースもあります。

サービス担当者会議開催の指揮をとるのも、ケアマネとしての大切な仕事の1つです。

 

業務内容④:給付管理業務

給付管理業務というのは、簡単に言うと「介護支援サービス費の計算」になります。

担当する利用者1人ひとりに対し介護サービス費用を計算していくので、かなりの業務量になるんですよね。

介護サービス費用を国(国保連)に請求することで、ケアマネの事業所や介護サービス事業所などに、国からお金が支払われる流れとなっています。

 

業務内容➄:要介護認定に関わる業務

介護サービスを利用するには、要介護・要支援認定を受けている必要があるんです。

ケアマネの仕事の1つとして、この「要介護認定の申請を支援する」という役割もあります。

利用者本人や家族が認定の申請することも可能ですが、書類の準備などが難しい場合、ケアマネが代理で申請します。

要介護認定の更新申請や更新時の調査なども、ケアマネが行うケースが多いですね。

 

業務内容➅:連絡・調整業務

利用者が支援を受ける介護サービスについての連絡・調整をするのは、ケアマネの大切な仕事の1つです。

連絡・調整が必要な関係機関の例
  • デイサービス
  • ショートステイ
  • 介護タクシー
  • ヘルパー
  • 病院……など

利用者の状況、希望などに応じて、その都度関係機関とコミュニケーションをとりながら支援していきます。

居宅のケアマネであれば30~40人を担当することが多いので、この「連絡・調整業務」の頻度はかなり多くなるんです。

 

居宅のケアマネ、施設のケアマネで仕事内容がことなります

上記でもお伝えしましたが、ケアマネ業務の内容は所属する事業所によってことなります。

大きく違う点は、「居宅ケアマネ」「施設ケアマネ」という違いですね。

居宅と施設でのケアマネ業務の違い

居宅ケアマネ

  • 担当する利用者の数は40人ほど。
  • 主に自宅で生活する利用者に対して、介護サービス事業所などと連携しながら支援していく。

施設ケアマネ

  • 施設で生活している利用者に対してマネジメントしていくのが役割であり、入居者100人に対して1人のケアマネを配置する必要がある。
  • 支援は施設の中で完結するが、他職種で連携して支援していくことが大切になる。
  • 介護職と兼務で働くケースも多く、直接的に利用者と関わる場面も多い。

 

居宅、施設、どちらで働くにしても、ケアプランを作ったり、関係機関と連絡・調整をしたりしていくという役割に変わりはありません。

「居宅ケアマネ」「施設ケアマネ」では、支援する利用者の状況やケアマネの業務内容が少しことなるということを意識しておいてください。

 

ケアマネの仕事内容については、下記の記事でもお伝えしています。

 

ケアマネの資格は最短何年でとれる?受験資格や必要年数を解説します!

ケアマネの受験資格を取得するには、以下の要件を満たしている必要があります。

 

ケアマネ受験資格

  1. 規定の国家資格を所有している、または相談援助業務に就いている
  2. 実務経験が5年以上かつ900日以上従事している

※➊➋、両方を満たしている必要あり。

 

規定の国家資格とは……

医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師

理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士

義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師

はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士、精神保健福祉士

 

相談援助業務の対象となる職種

  1. 生活相談員
  2. 支援相談員
  3. 相談支援専門員
  4. 主任相談支援員

 

実務経験900日算定方法について

  • 規定の国家資格の登録日から実務経験日数を算定、相談支援教務の場合は仕事を始めた日から算定する。
  • 試験前日までの日数を算定できる(申し込みの時点で実務日数が足りなくてもOK)
  • 1日の勤務時間数に関わらず算定できる。

 

規定の国家資格を所有して、実務経験5年以上で900日以上業務を行った場合、ケアマネの受験資格を取得できます。

または、上記の職種で相談援助業務を5年以上、900日以上働くことで受験資格の取得が可能です。

 

受験資格を満たし試験に合格することで、ケアマネ資格を取得することができます。

 

ケアマネの資格は最短で何年かかるの?

無資格の状態からケアマネ資格を取得するには最短で7~8年ほどの期間がかかります

 

受験資格を取得するための「既定の資格」を取得するのにも、数年はかかりますよね。

相談援助業務に就くにしても、未経験でいきなり相談員になることは難しいです。

国家資格を取得する、相談支援業務に就く、どちらにしても、実務経験5年は必要になります。

 

例えば、介護福祉士の資格をとり、実務経験を経てケアマネを目指す場合は……

『介護福祉士養成施設(2年)=介護福祉士』+介護福祉士の実務経験(5年)

⇒ケアマネ受験資格(7年)

または

『介護福祉士実務者研修+実務経験3年=介護福祉士』+実務経験5年

⇒ケアマネ受験資格(8年)

 

上記のような流れであると、7~8年でケアマネ試験の受験資格を取得することが可能です。

 

2017年までは、介護の実務経験5年でケアマネ試験を受験することができました。

2018年からは、「規定の国家資格を取得してから実務経験5年」が必要になったんです。

 

最短でケアマネ資格を取得するには……

  • 規定の国家資格を取得したり、相談業務に就くまでの期間=約3年
  • 実務経験5年かつ従事日数900日以上

合計で約8年ほどの時間がかかるということになります。

 

上記の介護養成施設(2年)に通う際には、学費が1年で100万円以上になるケースもあります。

ケアマネ資格取得が1年ほど遅れますが、個人的には「実務経験ルート」で介護福祉士資格を取得するのがおすすめです。

 

ケアマネ受験資格の緩和が検討されています

厚生労働省が2027年度の制度改正に向けて、ケアマネ受験資格を緩和する方針を決定しました。

理由としては、「ケアマネジャーの人材確保」が1番の目的だとのことです。

具体的に緩和する方向なのは以下の2点

  1. 実務経験年数5年⇒2~3年に短縮
  2. 実務経験の対象国家資格の範囲を拡大する

上記では「ケアマネ資格取得は最短で約8年」とお伝えしました。

しかし、受験資格緩和により、より早くケアマネ資格を取得できる可能性もでてきているんです。

 

ケアマネの資格をとる際の流れについて

ケアマネ資格を取得するためには、国家資格を取得したり、実務経験を積んだりする必要があります。

ケアマネ資格をとるための流れは以下の通りです。

 

ケアマネジャー資格取得の流れについて

➀国家資格取得・相談業務などの実務経験を経て、受験資格を取得する

➁必要書類を準備してケアマネ試験の申し込みを行う

➂介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネ試験)に合格!

➃介護支援専門員実務研修を受講する

➄研修修了証など必要書類を準備して登録する

 

ケアマネ試験に合格し、研修を修了して登録することで、ケアマネとして働くことができるんですよね。

 

試験に合格することも大変ですが、研修や実習もケアマネ資格取得において大変なポイントになります。

試験に合格してから研修を修了し、ケアマネの資格を取得するまで6ヵ月ほどかかるケースもあるんです。

 

ケアマネ資格は、

「試験だけでなく研修の受講も必要である」

と意識しておいてくださいね。

 

「ケアマネ資格取得の流れ」について、具体的にお伝えしていきます。

 

プロセス➀:資格取得や実務経験を経て、受験資格を満たす

ケアマネの受験資格を取得するために、まず規定の国家資格を取得したり、相談援助業務に就いたりする必要があります。

 

そのあと、実務経験5年かつ従事日数900日以上の期間を経て、ケアマネ受験資格を取得することができるんです。

 

上記でもお伝えした通り、無資格から最短でケアマネ資格をとるためには、約8年はかかります。

受験資格を得るまで、コツコツ実務経験を積み上げていくことが大切ですね。

 

プロセス➁:必要な書類を準備して受験申し込みを行う

受験資格を満たしたあとは、必要な書類を準備して受験の申し込みを行います。

ケアマネ試験申し込みに必要な書類

  • 受験申込書
  • 実務経験証明書(または見込み証明書)
  • 国家資格の登録証の写し

※ほかにも住所変更届など書類が必要な場合があるので、詳細は各自治体に確認しておきましょう。

 

申し込み期間は都道府県によってことなり、5月の下旬から6月下旬頃が多いです。

受験料も都道府県でことなり、1万円~1万5,000円ほどとなっています。

 

締め切りに間に合うように、申し込む際には早めに準備しておきましょう。

 

プロセス➂:ケアマネ試験(介護支援専門員実務研修受講試験)に合格!

申し込んだあとは、ケアマネ試験に向けて勉強に集中していきましょう。

試験は毎年10月中旬の日曜日に行われ、合格発表は11月の下旬頃になります。

 

仕事やプライベートなことなど、勉強時間の捻出が難しいかもしれません。

書類の準備と同様に、勉強期間も長めに余裕をもって考えておくことで、万全な状態で試験を受けることができます。

 

プロセス➃:介護支援専門員実務研修を受講する

ケアマネの筆記試験に合格したあとは、実務研修を受講することになります。

 

実務研修は87時間(約15日間、6ヵ月ほど)、それに加えて現場実習が約3日間ほどです。

受講費用は都道府県によって違いますが、約5万円~7万円になりますね。

 

内容としては講義と演習に分かれており、実例をもとに実際にケアプランを作るという演習がメインです。

 

講義での学びはもちろん、他の事業所のケアマネさんとコミュニケーションをとる機会があるので、勉強になる部分は多いですよ。

 

プロセス➄:研修修了書など必要書類を準備して申請する

研修を受講したあとは、「研修修了証明書」など必要書類を準備して、各都道府県に申請する必要があります。

 

ケアマネ資格登録に必要な書類(神奈川県の例)

  • 介護支援専門員登録申請書
  • 実務研修修了証明書の写し
  • マイナンバー関係書類

※各都道府県で申請書類がことなるケースがあります。

申請時には良く確認しておいてください。

 

申請期限については、

「実務研修終了後から3カ月以内の申請が必要である」

という点に注意しておいてください。

 

登録には約1カ月前後の時間がかかります。

登録後に介護支援専門員証が届き、ケアマネジャーとして働くことができるんです。

 

ケアマネ資格は5年ごとに更新する必要があります!

ケアマネの資格は1度取得して終わりではなく、5年ごとに更新する必要があるんです。

更新のときには研修を受講し、ケアマネ登録のときのように申請する必要があります。

1回目の更新のときには「専門研修Ⅰ・Ⅱ」の2つの研修の受講が必要であり、費用は約5~7万円時間は87時間です。

※2回目以降は専門研修Ⅱのみとなります。

更新の時期を見逃してしまうと、ケアマネとして働くことができないので要注意です!

 

ケアマネ試験って難しいの?試験の概要や合格率など解説します

この見出しでは、ケアマネ試験の概要や難易度、自分が合格したときに実践した勉強方法などについてお伝えしていきます。

 

まずはケアマネ試験の概要についてです。

 

ケアマネ試験(介護支援専門員実務研修受講試験)の概要

試験申し込み時期:5月下旬~7月初旬ごろ(各自治体に要確認)

試験日:毎年10月の中旬ごろ、日曜日に開催

受験料:約1万円~1万3,000円(各都道府県によってことなる)

試験内容

  • 介護支援分野……25問
  • 保健医療福祉サービス分野……35問

合計60問

試験時間:120分

出題形式:マークシート方式で5つの選択肢から複数回答する”五肢複択方式”

合格発表:11月下旬~12月初旬ごろ

 

ケアマネ試験の申込には、資格証書の写しなど書類が必要になります。

早めに準備して、余裕を持って申し込みましょう。

 

ケアマネ資格取得にかかるおおよその費用については、下記の記事を参考にしてください。

 

ケアマネ試験の難易度について

ケアマネ試験の合格率は以下の通りになります。

毎年、合格率は約20%でしたが、令和6年の合格率はやや高めで32%ほどでした。

合格ラインは70%で、その年の試験の難易度により点数は補正されます。

 

ケアマネ試験は、福祉関係の試験の中で難易度が高めになっているんです。

受験する人は、勉強期間や学ぶ方法など、早めに検討しておきましょう。

 

ケアマネ試験の難易度については、下記の記事でもお伝えしていますよ。

 

ケアマネ試験は独学で合格できる?通信講座はアリ?

結論からお伝えしますと、ケアマネ試験は独学でも合格できます

書店やネットで探せば、効率的に勉強できるテキストや問題集が手に入るからですね。

 

自分もケアマネ試験に独学で1発合格していますし、職場の同僚も独学で合格している人が複数人います。

自分も経験しましたが、仕事をしながらだと勉強時間の確保が難しいです。

家事や育児をしながら、空いた時間に勉強している人もいます。

勉強を習慣化して日々コツコツと勉強していけば、独学でも試験に合格することは可能ですよ。

 

ケアマネ試験は合格率が20%前後で、難易度が高い試験です。

しかし、早めに勉強を開始して試験に備えれば、独学でも合格することができますよ。

 

ケアマネ試験の独学について、他の記事でより詳しく解説しています。

 

通信講座の受講はアリ?

くり返しになりますが、ケアマネ試験は独学でも合格することは可能です。

しかし、以下のような人は「通信講座」の受講を検討してみてください。

通信講座はこんな人におすすめ!

  1. 独学での勉強に不安がある
  2. 勉強している中で分からないところや疑問点を質問したい
  3. 効率的に勉強したい
  4. 自分でスケジュール管理をするのが苦手
  5. 試験までモチベーションが維持できない

 

自分は独学でケアマネ試験に合格しましたが、基礎を学び直すため、通信講座の教材で勉強した経験があります。

 

効率的に勉強できる教材が用意されているし、「疑問点が質問できる」というサポートもあるんです。

また、講座では実際に問題を解く機会が多く、試験合格のための実力がつきやすいカリキュラムになっていますよ。

 

この記事を読んでいる方は、試験はまだ先の話かもしれませんね。

しかし、上記のように試験について色々と不安を感じる人は、通信講座についてチェックして、1度受講を検討してみましょう。

 

 

下記の記事は、自分が実際に「ユーキャンの通信講座」を受講した際のレビュー記事になります。

通信講座に興味のある人はチェックしてみてください。

 

1発合格の私が実践したケアマネ試験の勉強法

自分がケアマネ試験に合格したときの勉強方法は、とてもシンプルです。

 

ケアマネ試験1発合格の私が実践した3つの方法
  1. テキストを3~5周読み込む
  2. 過去問を問題と解答を覚えるまで(5周以上)解く
  3. スキマ時間に無料のケアマネ勉強サイトで問題を解きまくる

 

自分が実践した勉強は、テキストと過去問の勉強を基本として、スキマ時間に無料サイトで問題を解くという方法です。

テキストと過去問は1冊ずつしか勉強していませんし、「要点をノートにまとめる」という方法も行っていません。

シンプルに「テキストと過去問を繰り返す、たまに無料サイト」といった感じですね。

 

自分は仕事をしながら勉強していたので、あまり多くのことはせずにシンプルな方法を選択しました。

 

勉強方法は人それぞれ「合う・合わない」があります。

シンプルで自分が継続できそうな方法を選ぶことがおすすめですね。

 

ケアマネ試験の勉強について、下記の記事でより詳しくお伝えしています。

 

おすすめ参考書はコレだ!

自分がおすすめするのは、「ユーキャン」「中央法規」のテキストと過去問です。

ユーキャンのテキスト・過去問

中央法規のテキストと過去問

 

ユーキャンは、自分がケアマネ試験を受験するときに使用した参考書になります。

中央法規は社会福祉士の受験で使用して、とても勉強しやすかったのでおすすめしたいですね。

中央法規のケアマネに関するテキストも購入しましたが、勉強しやすく理解しやすい参考書です。

 

独学でケアマネ試験に挑戦するなら、ぜひ1度は「ユーキャン」「中央法規」の参考書はチェックしてみてください。

 

ケアマネ試験におすすめの参考書については、下記の記事でもお伝えしていますよ。

 

勉強期間は6ヵ月~1年くらいがおすすめ

自分がケアマネ試験に費やした勉強期間は約10カ月です。

試験が10月だったので、1月頃からテキストを読み始めました。

 

実際に受験して感じたことですが、勉強期間が3カ月では、試験範囲の勉強が間に合わないと感じますね。

また1年以上の勉強期間をとってしまうと、モチベーションの維持が大変になってしまうんです。

 

おすすめの勉強期間は「約6ヵ月~1年」になります。

このくらいの期間であれば、試験範囲の勉強が間に合いますし、試験までのモチベーションも維持しやすいです。

 

1日の勉強時間は個人差があり一概には言えませんが、勉強期間はおおよそ6ヵ月~1年を目安にしておくのがおすすめですよ。

 

ケアマネ歴10年以上の私が思う、資格のメリット・デメリットについて

「難易度が高いケアマネ試験、合格するとどんなメリットがあるの?」

と疑問に思う人もいるのではないでしょうか?

 

せっかく時間とお金をかけてケアマネ資格をとるのだから、色々なメリットがあったほうが嬉しいですよね。

また、資格のデメリットも把握しておくことで、「ケアマネ資格はとるべきなのか?」という判断材料になるのではないでしょうか。

 

ケアマネとして10年以上働いている自分が、「ケアマネのメリット・デメリット」についてお伝えしていきます。

 

あくまで個人的な意見になりますので、参考程度に意識しておいてください。

 

ケアマネ歴10年の私が感じるケアマネのメリット・デメリット

ケアマネ資格を取得するメリット3選

  1. 収入があがる可能性がある
  2. 介護現場での仕事より体の疲労が少ない
  3. 対人援助する際の視点が広がる

 

ケアマネ資格のデメリット3選

  1. 仕事量が増える
  2. 精神的に疲労感が増す
  3. 介護の現場と違うスキルが求められる(勉強する必要アリ)

 

ケアマネ資格を取得して働くことで、収入が増えたり、仕事での肉体的な疲労が軽減したりするメリットがあります。

しかし一方で、仕事でやるべきことが増えたり、精神的な疲労が増えたりするデメリットもあるんですよね。

 

メリットを把握しておくことで、目指すべき資格かどうかの判断材料にもなります。

また、デメリットも理解しておくと、実際にケアマネとして働いたとき、ある程度の対策ができるかもしれませんね。

 

ケアマネとして働くと、上記のようなメリット・デメリットを感じるケースがあります。

ケアマネ資格に興味のある人、目指している人などは、意見の1つとして参考にしてくださいね。

 

ケアマネのメリット・デメリットについて、それぞれ具体的にお伝えしていきます。

 

ケアマネとして働くメリット3選

自分がケアマネとして働いて感じるメリットは、以下の3点になります。

 

ケアマネとして働く3つのメリット
  1. 収入があがる可能性がある
  2. 介護現場での仕事より体の疲労が少ない
  3. 対人援助を行う際に「マネジメント視点での支援」が意識できる

 

ケアマネ資格を取得することで資格手当がもらえたり、昇格したり、転職したりして収入が増える可能性がありますよね。

自分は実際にケアマネ資格を取得して、収入が増えた経験があります。

 

また、現場の介護職として働くよりも、ケアマネとして事務作業を行うほうが、体力的には疲労が少なくなりますね。

 

ケアマネとして働くと、現場の介護職として働くだけでは意識するのが難しい、「マネジメントの視点」を持つことができるんです。

資格取得により、さらに利用者の立場に立った支援ができるようになり、支援の幅が広がると感じています。

 

ケアマネ資格は、取得するのに多くのお金や時間、労力がかかるんです。

しかし、上記のようなメリットを得ることができるため、資格を取得する価値は十分あると感じています。

 

ケアマネとしてのデメリット3選

ケアマネとして働いて感じるデメリットは以下の3点です。

 

ケアマネとして働くときの3つのデメリット
  1. 仕事量が増える
  2. 精神的に疲労感が増す
  3. 介護の現場と違うスキルが求められる(勉強する必要アリ)

 

ケアマネ資格を取得することで、担当する利用者の件数や仕事内容などにより、仕事量が増える可能性があります。

 

やるべきことが増えて残業が多くなったり、利用者の状態によって自分のペースで仕事ができなかったりすることが多いです。

体力的には介護現場よりも疲労が少ないかもしれませんが、上記の理由から、精神的に疲労感が増す場合もあります。

 

ケアマネ資格はとってゴールではなく、取得してからがスタートです。

おそらく、資格取得以前に行ってきた仕事内容とは違うので、勉強すべきことが多くなります。

 

資格をとるために勉強したのに、その先も勉強が続くとなると結構疲れるんですよね……

仕事するだけでも疲れるのに、業務についての勉強も必要となるとかなりハードです。

自分もケアマネの仕事に慣れるまで、体力的にも精神的にもかなり疲れました。

 

ケアマネ資格を取得することでのメリットは大きいですが、精神的に疲れる点など、デメリットもあることを意識しておいてください。

 

自分が思う”ケアマネに向いている人”の特徴3選

ケアマネとして働いて10年以上、自分が思う「ケアマネに向いている人」は以下のような特徴の人になります。

 

ケアマネ歴10年の私が思う「ケアマネに向いている人」の特徴3選

  1. 多くの人と関わりながらチームで仕事を進めていくことが好き・得意
  2. パソコンでの仕事が好き、または苦にならない
  3. 学ぶ意欲がある人

 

ケアマネという仕事は、多くの人たちと関わる仕事です。

  • 利用者
  • 利用者家族
  • 介護サービス事業所職員
  • 医師や看護師
  • 行政の職員……など

色々な人と関わりながら仕事を進めることができる人、または好きな人は、ケアマネという仕事に向いていますよ。

 

一方で、ケアマネ業務はパソコンで行う一人作業も多くなります。

ケアプラン作成や給付管理業務など、自分1人でパソコンを使って行う作業です。

パソコン作業が好きな人、得意な人は、ケアマネの仕事は向いていると感じますね。

 

向いている人3つめの特徴は「学ぶ意欲がある人」です。

仕事ができる・できないではなく、分からないことや疑問点を自分で調べて、成長する意欲のある人は、ケアマネ業務に向いています。

 

上記でお伝えした通り、ケアマネとして働きはじめるときには、多くのことを学ぶ必要があります。

働いていく中でも、法改正があったり、初めて関わる事例があったりと、常に「学ぶこと」が求められるんですよね。

 

現状に満足することなく、向上心を持って仕事に取り組める人、ぜひケアマネに挑戦して頂きたいです。

 

それでもケアマネ資格の取得をおすすめする!

ケアマネとして働くことでのデメリットは、上記でお伝えしました。

 

資格取得に関してデメリットがあるとしても、ケアマネに興味・関心があるのなら

「君はケアマネを目指すべきだ!」

と、個人的には強く言いたいですね。

 

なぜなら、上記の「ケアマネ資格取得による3つのメリット」に加えて、

『働き方の選択肢が増える』

という大きなメリットもあるからです。

 

自分もケアマネ資格を取得して働き方の選択肢が増えたことで、精神的に余裕が生まれたんですよね。

 

自分は現場の介護職からケアマネ資格を取りました。

資格取得の目的として、「収入UP」や「自分の成長」という部分もありましたが、

「将来も介護現場で継続して働けるか?」

という点が、1番不安に感じていたことだったんです。

 

資格を取得したことで、「ケアマネの仕事をする」という選択肢もありますし、「介護現場で働く」という選択をすることも可能になります。

 

「働き方を選択できる」という点は、今後の人生において「安心」という大きなメリットをもたらしてくれるんです。

 

ケアマネ取得に関して悩んだり迷ったりしている人、ぜひとも資格取得を目指していきましょう!

 

ケアマネ業務のデメリットもありますが、それを大きく越えるメリットが存在することを、経験10年以上の私がお伝えしておきます。

 

 

下記の記事にて「ケアマネのやりがい」について、詳しくお伝えしています。

 

ケアマネに関するよくある5つの質問

この見出しでは、ケアマネの資格に関する「よくある質問」についてお伝えしていきますよ。

具体的に解説していくのは、以下の5つの質問です。

 

ケアマネに関するよくある5つの質問
  1. ケアマネ資格が廃止になるって本当?
  2. 介護現場で働くほうが給料が高いって聞いたんだけど……
  3. 所有資格による試験問題免除とかあるの?
  4. ケアマネって国家資格だよね?
  5. ケアマネ未経験での転職って難しい?

 

  • 「ケアマネの仕事は全てがAIに変わり、人がやるべき仕事がなくなる」
  • 「ケアマネとして転職するとき、実務経験がないと無理だよね……」

ケアマネについて、介護系のサイトや掲示板などでは、色々な噂が目につくんですよね。

 

上記の「よくある質問」について、自分の知識と経験をもとにお伝えしていきます。

ケアマネの資格や転職については、今後のキャリアプランにも影響してくるので、知っておくと良いですよ。

 

「ケアマネに関するよくある5つの質問」それぞれについて、具体的にお伝えしていきます。

 

Q1:ケアマネの資格って廃止になるの?

A:ケアマネ資格は廃止になる予定なし!

 

令和7年現在では、ケアマネ資格廃止の予定はありませんね。

介護業界全体が人手不足であり、今後はさらにケアマネの需要は高まっていくと考えられますね。

 

「ケアマネの仕事は全てAIに変わる」、なんて噂を聞いたことがあります。

給付管理業務など、機械的な業務はAIでもできるかもしれません。

しかし、利用者のニーズを把握してケアプランに反映させたり、細かい連絡・調整業務を全てAIが行うというのは難しいです。

 

「ケアマネ資格廃止の噂があるから、目指すかどうか悩むな……」

なんていう人がいたら、安心してケアマネを目指してください。

 

ケアマネ資格廃止の予定はありませんし、「ケアマネ」という仕事は、今後の高齢化社会で需要が拡大していく可能性が高いです。

 

ケアマネの将来性について、他の記事で解説しています。

 

Q2:現場の介護士のほうが給料が良いって聞いたけど?

A:ケアマネよりも介護現場の職員のほうが給料が高いケースもあります。

 

厚生労働省の調査によると、介護職員とケアマネの1カ月の平均給与は以下の通りです。

  • 介護職員の平均月給:31万8,230円
  • ケアマネの平均月給:36万2,700円

参考資料:令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(P,119)

 

調査の結果を見ると、ケアマネの平均給与のほうが4万円以上多くなっています。

しかし、介護現場で働く職員でも、ケアマネ以上の給与をもらえる可能性が大いにあるんです。

 

介護現場職員の給与UPのポイント
  • 残業代で稼ぐ
  • 夜勤を多くこなし「夜勤手当」で稼ぐ
  • 福祉系の資格をとり「資格手当」で稼ぐ
  • キャリアアップして「役職手当」で稼ぐ

 

上記のように手当を積み上げることで、現場の職員でもケアマネ以上の給料を稼ぐことが可能です。

 

実際に自分自身も介護現場のリーダー職に就いていますが、ケアマネの平均給与以上の給料をもらえています。

 

手当など含まない場合、介護職員よりもケアマネの給与のほうが高いケースが多いです。

しかし、残業手当、夜勤手当などが入った場合ケアマネよりも介護職員の給与のほうが高くなる可能性もありますよ。

 

ケアマネの給料について、下記の記事にて詳しくお伝えしています。

 

Q3:所有資格による試験問題の免除などはあるの?

A:所有資格による試験問題の免除はありません

 

ケアマネ試験に関して、所有資格や実務経験によって「試験問題免除」になるケースはありません。

受験者全員、60問の試験問題に挑戦することになります。

 

2015年以前には、所有資格により試験問題が免除になるケースがありました。

自分がケアマネ試験を受けたときには、介護福祉士の資格をもっていると「60問⇒45問」に試験問題が免除になっていました。

 

現在では、ケアマネジャーの質の向上を目的として、所有資格・実務経験による試験問題免除はありません

受験者全員が平等に、60問の試験問題を解いていくことになります。

 

Q4:ケアマネって国家資格だよね?

A:ケアマネが国家資格ではなく公的資格であり、管轄は各都道府県になります。

 

「ケアマネは国家資格だよ!」と、勘違いしている人をたまに見かけます。

しかし、ケアマネは国家資格ではなく、都道府県管轄の公的資格なんですよね。

 

ケアマネの登録は住んでいる都道府県に申請をしますし、住所の変更があった場合には、再度申請が必要になります。

また、「ケアマネ資格は国家資格になる」という噂もありますが、2025年現在では、そのような予定はありません。

 

ケアマネは国家資格ではなく、「都道府県が管轄する公的資格」になります。

 

Q5:ケアマネ未経験での就職って難しいの?

A:ケアマネ未経験での就職は経験者よりも難しいが、募集している事業所は多い

 

ケアマネ未経験での転職は経験者よりはハードになりますが、できないわけではありません。

未経験者でも募集している事業所は多くありますし、実際に自分の職場でも、ケアマネ未経験からの転職を成功させてる人もいます。

 

現在は介護業界全体が人材不足であり、多くの事業所が職員を募集しています。

現場の介護職員はもちろんですが、ケアマネジャーの人材不足も深刻化しており、職員を募集している事業所は多いです。

 

  • 経験者歓迎!
  • 経験○○年以上

上記のように経験者を求めている事業所もありますが、「未経験可」の事業所も多く、実務経験がなくても転職は可能です。

 

ケアマネ資格を取得してからの転職を考えている人は、介護系の転職サイトや求人情報などをチェックしておくと良いですよ。

 

「未経験でのケアマネの転職について」の記事も書いていますので、ぜひチェックしてみてください。

 

まとめ:ケアマネ資格取得は最短で約8年、実務経験やスキルをコツコツ積み上げよう!

介護支援専門員(ケアマネジャー)

介護支援専門員とは、要介護者や要支援者の人の相談や心身の状況に応じるとともに、サービス(訪問介護、デイサービスなど)を受けられるようにケアプラン(介護サービス等の提供についての計画)の作成や市町村・サービス事業者・施設等との連絡調整を行う者

また、要介護者や要支援者の人が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識・技術を有するものとして介護支援専門員証の交付を受けた者

 

ケアマネジャーの仕事内容
  1. ケアプラン作成
  2. モニタリング
  3. サービス担当者会議
  4. 給付管理業務
  5. 要介護認定に関わる業務
  6. 連絡・調整業務

 

ケアマネジャー受験資格

  1. 規定の国家資格を所有している、または相談援助業務に就いている
  2. 実務経験が5年以上かつ900日以上従事している

ケアマネの受験資格を取得するには、上記➊➋の条件を満たしている必要あり。

 

無資格からケアマネの資格を取得するには……

無資格の状態からケアマネ資格を取得するには、約7~8年はかかる

 

ケアマネジャー資格取得の流れについて

➀国家資格取得・相談業務などの実務経験を経て、受験資格を取得する

➁必要書類を準備してケアマネ試験の申し込みを行う

➂介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネ試験)に合格!

➃介護支援専門員実務研修を受講する

➄研修修了証など必要書類を準備して登録する

 

 

ケアマネ試験(介護支援専門員実務研修受講試験)の概要

試験申し込み時期:5月下旬~7月初旬ごろ(各自治体に要確認)

試験日:毎年10月の中旬ごろ、日曜日に開催

受験料:約1万円~1万3,000円(各都道府県によってことなる)

試験内容

  • 介護支援分野……25問
  • 保健医療福祉サービス分野……35問

合計60問

試験時間:120分

出題形式:マークシート方式で5つの選択肢から複数回答する”五肢複択方式”

合格発表:11月下旬~12月初旬ごろ

 

ケアマネ歴10年の私が感じるケアマネのメリット・デメリット

ケアマネ資格を取得するメリット3選

  1. 収入があがる可能性がある
  2. 介護現場での仕事より体の疲労が少ない
  3. 対人援助する際の視点が広がる

 

ケアマネ資格のデメリット3選

  1. 仕事量が増える
  2. 精神的に疲労感が増す
  3. 介護の現場と違うスキルが求められる(勉強する必要アリ)

 

ケアマネ試験1発合格の私が実践した3つの方法
  1. テキストを3~5周読み込む
  2. 過去問を問題と解答を覚えるまで(5周以上)解く
  3. スキマ時間に無料のケアマネ勉強サイトで問題を解きまくる

 

⇒独学に不安を感じる人は通信講座の受講もアリ

通信講座に興味のある人はこちらの記事をチェック!

 

ケアマネに関するよくある5つの質問

Q1:ケアマネ資格が廃止になるって本当?

⇒A:2025年現在では廃止の予定なし

Q2:介護現場で働くほうが給料が高いって聞いたんだけど?

⇒A:残業や手当により、現場介護職員がケアマネ以上に稼げる可能性もある

Q3:所有資格による試験問題免除とかあるの?

⇒A:所有資格や実務経験による試験問題免除はない

Q4:ケアマネって国家資格だよね?

⇒A:ケアマネジャーは各都道府県が管轄する「公的資格」になります

Q5:ケアマネ未経験での転職って難しい?

⇒A:実務経験者よりはハードだが、ケアマネ未経験でも転職は可能

 

 

資格がない状態からケアマネの資格を最短で取得するには、7~8年はかかります。

規定の国家資格を取得するか、相談援助職に就いて、5年間の実務経験を積む必要があるんです。

 

ケアマネに挑戦する際には、仕事をしながら国家資格の勉強をしたり、ケアマネ試験の勉強をしたりと、忙しい日々を送ることになります。

資格の取得にかかる時間や労力、お金はかなり大きくなるんですよね。

 

しかし、介護・福祉業界で仕事をしていくならば、「ケアマネジャー」の資格は取得しておくことを強くおすすめします。

上記でもお伝えした通り、資格取得のメリットも多いですし、働き方の選択肢が増えるからです。

 

結果的に収入が増える可能性が大きくなり、精神的な安心も手に入るので、資格取得を目指す価値は大きいですよ。

実際に自分が資格を取得して、「お値段以上の価値がある!」と感じています。

 

ケアマネジャー資格に挑戦することは自分を成長させてくれるし、資格をとれば人生の選択肢が増えることになります。

資格に興味がある人、取得を悩んでいる人は絶対に挑戦してください!

 

取得して後悔のない、自分の助けになる素敵な資格になりますよ。

ケアマネ歴10年以上の自分がお約束します。

 

 

今回はここまで。

長文を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

それではまた!