介護福祉士で大変なことは?介護歴15年の私が対処法など徹底解説!
- 介護業界で働きたい
- 介護の仕事に興味がある
このように、介護の仕事について意欲的ではあるも、業務の内容などに不安を感じる人もいるのではないでしょうか。
実はこの記事を読めば、「介護福祉士の仕事の大変なこと」が簡単に分かるんですよ。
なぜなら、私自身が介護職として15年以上働いており、大変なことを実際に体験しているからです。
介護の大変な部分を体験し、色々と学びながら現在も介護の仕事を続けています。
①介護福祉士の仕事内容とは?
②介護歴15年の私が思う介護福祉士の大変なこと
③介護福祉士の大変なことへの対処法
➃介護福祉士のやりがいとは?
⑤介護福祉士のメリットってなに?
この記事を読めば、「介護福祉士の仕事の大変なこと」が簡単に理解できますよ。
また、「大変なポイント」の対処法についてもお伝えしていきます。
【この記事を書いた人】しゅうへい・ジャパン
【職業】施設介護職員
【趣味】筋トレ、読書、アニメ鑑賞など
介護業界15年の経験から、「介護福祉士の大変なこと」について実体験ベースでお伝えします。
この記事の信頼性:介護福祉士・ケアマネ・社会福祉士の資格を所有しています。
介護福祉士の仕事内容とは?
介護福祉士の仕事の業務内容は、大きく3種類に分けることができます。
介護福祉士の仕事内容
- 身体介護
- 生活援助
- その他の業務
実は「介護福祉士」というのは、資格の名称であって業務内容を表すものではありません。
介護職の仕事内容は、働く事業所や施設によって違ってきます。
しかし基本的な仕事の種類として、介護福祉士の業務は上記の3種類に分けることができるんですよね。
上記の「介護福祉士の仕事内容3つ」について、具体的にお伝えしていきます。
仕事内容➀:身体介護
身体介護とは、利用者さんと直接的に関わりながら行う支援になります。
- 移動・移乗介助
- 排泄介助
- 入浴介助
- 食事介助
- 整容や口腔ケア……など
高齢者分野、障がい者分野に限らず、身体介護が必要な利用者さんは多いです。
とくに施設系の介護サービス事業所で働くときには、身体介護が仕事のメインになってきます。
日常生活の中で、利用者さんが自分で行うことが難しい部分を支援するのが介護福祉士の仕事。
介護者側のペースではなく、あくまで「本人主体」の支援を行うことが大切になってきます。
仕事内容➁:生活援助
生活援助の仕事とは、利用者さんが日常生活で行うのが難しい家事などを支援することです。
- 掃除
- 洗濯
- 買い物
- 調理
- 部屋の整理整頓
- 薬の受け取り
などなど……
身体介護とは異なり、利用者さんの直接的な支援ではなく、間接的な関わり合いですね。
こちらもあくまで「自立支援」が基本なので、利用者さん本人ができる部分はやってもらう必要があります。
また、利用者さん本人に対する支援なので、ご家族の洗濯などは行ことができません。
掃除や洗濯、料理やゴミ出しなど、自分で行うことが難しい利用者さんは多くいます。
その際に「訪問系サービス」を利用することで、介護福祉士に家事を代行してもらうことができるんです。
その他の業務
介護福祉士としての仕事内容には、「身体介護」や「生活援助」以外の仕事もいくつかあるんですよ。
- レクリエーションの実施
- チームへの指導や助言
- 相談業務
- 社会活動支援
- マネジメント
など
これらの業務は、所属する事業所によって仕事内容に含まれたり、含まれなかったりします。
介護福祉士は、職場でリーダー的な役割を期待されている存在です。
自分の業務はもちろんのこと、他の職員の業務を管理することも、介護福祉士の仕事なんですよね。
介護福祉士の「身体介護」や「生活援助」以外の仕事について、簡単に説明していきます。
介護福祉士の仕事①:レクリエーションの実施
介護施設やデイサービスなどでは、レクリエーション活動が行われることが多いです。
レクリエーションの企画や開催も、介護福祉士の大切な仕事になります。
レクリエーションをすることで、脳や身体機能の維持、気分転換、他者と交流できる、などのメリットが得られるんです。
介護福祉士の仕事②:チームへの助言や指導
上記でもお伝えした通り、介護福祉士はチームのリーダー的な役割になります。
チーム内の職員に対し、業務のできていない部分を指導したり、分からない点を助言したりするのも大切な仕事です。
介護福祉士はチームのリーダーとして、チームワークの強化、チームの実力の底上げという、大切な役割を担っています。
介護福祉士の仕事③:相談業務
介護福祉士はチームリーダーとして、「チーム内の相談役」という役割でもあるんです。
業務の内容についてはもちろん、ときには仕事に関連しない、職員のプライベートなことで相談にのることもありますね。
さらに、介護福祉士の相談業務は仲間内だけでなく、他職種や利用者さん、またはそのご家族と相談する役割でもあるんです。
介護福祉士の仕事➃:社会活動支援
利用者さんが社会的な活動に参加できるよう支援するのも、介護福祉士の大切な仕事の1つになります。
介護が必要になると、今まで行っていた「仕事」や「趣味の活動」など、社会的な参加が難しくなるケースが多々あるんです。
そのようなとき、仕事を続けたり、趣味の活動に参加したりできるよう支援することも、介護福祉士に求められる役割になります。
介護福祉士の仕事⑤:マネジメント
チームのリーダーとして、チームのマネジメントをするのも介護福祉士の仕事になります。
具体的には……
- シフトの作成や勤務調整
- 業務内容の見直し
- 研修などの職員の教育
上記のような業務です。
介護福祉士はチーム全体の介護力を高め、より良いケアを目指すチームの中心的な役割を期待されていますよ。
他の記事では、より詳しく介護福祉士の仕事内容をお伝えしています。
介護歴15年の私が思う介護福祉士の大変なこと
介護の仕事に就いて15年以上が経過しました。
自分が10年以上介護の仕事を経験して感じる「介護福祉士の大変なこと」は、以下の10点になります。
- シフト制だと働く時間がバラバラである
- 人間関係のストレスが多い
- 人手不足で職員1人が行う業務負担が大きい
- 給料が低い
- 仕事の能力での給与や待遇の差がつけにくい
- 時間外労働が多くなるケースがある
- 体力面・精神面での疲労
- 介護福祉士の資格取得に時間がかかる
- 状況により仕事内容や順番がかわる
- 介護の理想と現実にギャップを感じる可能性がある
自分は施設職員として15年以上働いていますが、現場の職員やケアマネ、相談員の経験もあります。
- 体力的につらかったり
- 精神的にキツかったり
- 体力面・精神面の両方で大変だったり
仕事において大変だと感じる部分は色々です。
介護の仕事で大変なことは多くありますが、主にあげるとすると上記の10点になりますね。
「介護の仕事で大変なこと10選」について、具体的にお伝えしていきます。
大変なこと①:シフト制だと働く時間がバラバラである
介護施設で介護福祉士として働く場合、シフト制で仕事をすることが多くなります。
早番や遅番、夜勤など、働く時間がその日によって異なると、カラダへの負担がかなり大きくなるんですよね。
早番が続いたり、夜勤明けの次の日が早番だったり、遅番の次の日が早番だったり……
自分が介護職として働いて半年~1年ほどは、シフト制で働くペースに慣れず、仕事が終わるとかなり疲れていました。
介護施設などシフト制で働く際は、「ペースをつかむまでは大変だ」という覚悟を持っておいたほうが良いですね。
「介護福祉士の夜勤業務」について、他の記事で詳しくお伝えしています。
大変なこと②:人間関係のストレスが多い
介護福祉士として働いていると、人間関係でストレスを感じることが多いです。
何の仕事をしていても、「人間関係のストレス」からは逃れることができません。
対人援助を基本としてチームで仕事する介護福祉士は、「人間関係のストレス」を感じる場面が多くなります。
職員同士の人間関係もありますし、利用者さんとの関係もありますよね。
他職種と連携するときのコミュケーションだったり、利用者さんのご家族との関わり合いもあるんです。
介護福祉士の仕事は人と関わる場面が多く、その分、人間関係におけるストレスを感じる機会が多くなります。
介護の仕事は基本的にチームプレーであり、関わる人も多くなるんですよね。
仕事上で関わる人が多いことにより、介護福祉士の受けるストレスも大きくなると感じます。
大変なところ③:人手不足で職員1人の業務負担が大きい
どこの業界でも人手不足が問題になっていますが、介護業界の人手不足はかなり深刻です。
今後、今よりも高齢者が増えると予想されているのに、それを支える介護職のなり手がいません。
多くの事業所で職員を募集していますが、集まらないのが現状です。
結果的に、働いている職員1人ひとりの負担が大きくなってしまうんですよね。
介護職1人がやるべき業務が多くなり、結果的に時間外労働が増える。
ストレスがたまる仕事なので、日々の疲れが積み重なり、モチベーションの低下や体調不良につながります。
最終的に退職なんてことにもなりかねません。
介護福祉士はどこの事業所でも足りないケースが多く、職員1人にかかる負担が大きいのが現状です。
大変なところ➃:給料が低い
介護福祉士の給与は、一般企業の会社員よりも低い傾向にあります。
一般企業の会社員と介護職の給与の比較
- 介護福祉士の平均給与:約400万円
- 会社員の平均給与:約461万円
介護福祉士のほうが会社員と比べて、年に約60万円、1カ月に5万円ほど給与が低いということです。
介護保険制度により事業所の収入が決まるので、介護職の給与をあげるのが難しい部分もあるかもしれません。
介護や医療職の人手不足が深刻化しており、政策として少しずつ賃金の底上げを行っています。
しかし、まだ会社員の平均までは届いていない状況です。
「介護福祉士は給与が安い」という点が、大変なことの1つになります。
介護福祉士の給与について、下記の記事で詳しくお伝えしています。
大変なこと⑤:仕事の能力での給与や待遇の差がつけにくい
介護福祉士として大変なことの1つに、「個人の能力による待遇の差」がつけにくい部分があります。
明確なノルマは決まっていないことが多く、仕事量や仕事の質などは、個人の価値観で少し違ってくるからです。
一部の事業所では、利用者数などノルマが設定されているケースもあります。
例えば、仕事が早くても雑であれば、良いケアではありませんよね。
仕事がとても丁寧でも、1人のケアに時間がかかりすぎている場合もあります。
「介護福祉士として優秀である」という定義が、人の価値観や考え方によって違うんですよね。
実際に自分が働いていて昇給・昇格している人は……
- 資格を所有している(介護福祉士+ケアマネなど)
- 責任感が強い
- 先入観や個人的な感情抜きで他の職員と接することができる
このような特徴の人が多い印象です。
介護福祉士は資格や勤務態度など、能力以外の部分で評価されるところが大変だと感じます。
大変なところ⑥:時間外労働が多くなるケースがある
上記でもお伝えしましたが、介護福祉士の人手不足により、1人の介護職員が担う業務負担は大きいです。
結果的に残業時間が増えてしまうケースも少なくありません。
いくら人が少なくても、最低限提供すべきサービスがありますからね。
食事は提供しないと生命に関わるし、排泄介助をしないと衛生面・健康面に悪影響です。
働く人が少なくても、やるべき業務は終わらせないといけません。
介護福祉士は「利用者の生活を支援する」のが仕事です。
1日のやるべき仕事をすべてやっていくと、時間外労働が多くなってしまう可能性がありますね。
「時間外労働が多くなる」部分が、介護福祉士の大変なことの1つです。
事業所によっては、業務の効率化や利用者数を減らすなどして、介護職の時間外労働削減を強く意識している場合もあります。
大変なところ⑦:体力面・精神面の疲労
介護福祉士の仕事は、体力に加えて精神力も必要とする仕事です。
直接的な介助では体力を必要とするし、他者とのコミュニケーションでは、精神面が疲弊することが多くなります。
排泄や入浴、移動や移乗介助には、かなりの体力が必要です。
利用者さんに気を使うことはもちろんですが、そのご家族や職員間でも気を使い、「心の疲労」もかなり大きくなりますね。
自分自身が仕事をするうえで、介護職として1番大変なポイントは「体力・精神力の疲労」だと感じています。
大変なところ⑧:介護福祉士の資格取得に時間がかかる
介護の仕事で生活していくには、「介護福祉士の資格」は必須と言っても過言ではありません。
介護職として、無資格で働ける事業所も多いです。
しかし、有資格と比べて給与の差はありますし、昇給・昇格の機会も変わってきます。
ただでさえ給与が低い介護職なので、まずは基本の「介護福祉士の資格」をとり、チャンスを広げていく必要があるんです。
ここで「介護福祉士の大変なこと」が1点。
「介護福祉士の資格をとるのに時間やお金がかかるところ」
ですね。
受験資格を取得するのに時間がかかりますし、受験資格取得後に国家試験に合格する必要もあります。
研修費用や受験料など、費用も度々必要になってくるんです。
無資格から働きながら資格を取る場合は3年かかります。
介護福祉士の資格を取得しても、大幅に給与があがるわけではありません。
しかし、無資格で働くよりも収入は確実にUPしますし、就職の選択肢も多くなるメリットがあります。
「介護福祉士」の資格をとるのに時間がかかる点が、介護職として働く大変なことの1つですね。
介護福祉士の資格をとるには、国家試験に合格する必要があります。
独学で受かることもできますが、効率よく勉強したい人は通信講座の受講もおすすめ。
下記の記事では、自分自身が「ユーキャンの通信講座」で勉強した際のレビューをお伝えしています。
興味のある人はチェックしてみてください。
大変なところ➈:その日の状況により仕事内容や順番が変わる
介護職の基本的な仕事内容は、身体介護や生活援助です。
しかし、利用者さんの状況や業務の進捗状況などにより、仕事の内容や順番が変わってくることがあります。
その変化に対応していくことが、体力的にも精神的にも疲れてしまうケースが多いですね。
毎日決まった仕事をするのではなく、状況を見極めて仕事を進めないといけません。
何かトラブルがあれば、その対処も必要になります。
決まった時間までに終わらせないといけない仕事もあり、頭もカラダもフルに使って仕事する場面も多いです。
日々の状況に合わせて仕事していく点が、介護福祉士として難しくもあり、大変なところであると感じています。
大変なところ⑩:介護の理想と現実にギャップを感じる可能性がある
実際に介護の仕事に就く前は……
- 介護の仕事に対する目的
- 利用者さんに対する理想的な支援
- 自分なりの介護観
このような「理想の介護」的な考えを持っている人もいるかもしれません。
自分なりの仕事に対する信念を持つことは良いことです。
しかし、あまりに強く理想を持ちすぎると、現実とのギャップについていけず、大きなストレスとなってしまいます。
介護現場は常に人手不足ですので、利用者さん1人ひとりに手厚い介護を提供することが難しいです。
人手不足で業務がスムーズに進まなかったり、時間の制限があって仕事が終わらなかったりもありますね。
時間と労働力に限界があり、理想の支援を提供することが難しいのが介護業界の現状です。
自分の中で「介護福祉士としての理想的な支援」を持っていることは、素晴らしいことです。
しかし、実際に介護福祉士として働くには、「理想とはギャップがある」という点を理解することが大切になります。
介護福祉士の大変なことにはどう対処すれば良い?
上記では「介護福祉士の大変なこと」についてお伝えしましたが、大変なポイントには対処する方法があります。
介護職として仕事に就いたあと、自分の行動や考えかたを変えることで、自分や職場の状況を変えることができるんです。
自分が考える「介護福祉士として大変なこと」を改善させていく行動や考え方は、以下の10個になります。
- 資格の取得やキャリアアップを目指す
- 仲間や上司に相談する
- 「異動願い」や「配置換え」を申しでる
- 働きかたや働く時間を変える
- 生活習慣を整える
- 運動習慣を身に着ける
- 自分流のストレス解消法を見つけておく
- 自分の仕事にこだわりを持ちすぎない
- 「チームで仕事をする」という意識を持つ
- 転職する
これらのポイントを意識しておくことで、介護の仕事の大変な部分が改善できます。
また上記の考え方は、自分自身が長く、少しでも楽しく仕事ができるようにするための大切なポイントでもあるんですよね。
「介護福祉士として働くときに大切にしたい10のこと」、それぞれについて具体的にお伝えしていきます。
➀資格の取得やキャリアアップを目指す
「介護福祉士は給与が安い」という点の改善策として、資格の取得やキャリアアップという方法があります。
介護福祉士・ケアマネの資格をとったり、実力で昇格したりすれば、給与をあげることも可能です。
介護福祉士やケアマネの資格は、実務経験を積んだあとに試験に合格すれば取得できます。
また、1つの会社にある程度ながく勤めて経験を積んでいけば、キャリアアップを目指すことも可能です。
資格やキャリアアップの経験は、転職する際にも大きな力となってくれますよ。
介護福祉士として給与面の待遇をあげていきたいなら、資格取得やキャリアアップを目指すことをおすすめします。
実際に自分も1つの会社に15年以上勤め、介護職としては良い給与を頂いていますよ。
「介護福祉士のキャリアアップ」についてより詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてください。
②仲間や上司に相談する
職場のストレスに対する対処法として、自分1人で抱え込むのではなく、まわりに相談して解決していきましょう。
自分1人で考えていると、ネガティブな感情が多く浮かんできて、メンタルが弱ってしまいます。
まずは上司に抱えている問題を相談するのが良いですね。
また、信頼できる仲間にも相談することで、解決策の選択肢が増えていきますよ。
家族やプライベートの友人などに話すことも、ストレス発散には効果的です。
すぐに問題を解決できなくても、他者に相談することでストレスが減り、心が軽くなる場合もあります。
介護職として何か課題を抱えているなら、1人で考え過ぎず、誰かに相談することが大切ですよ。
③「異動願い」や「配置換え」を申しでる
職場の人間関係で大きなストレスを抱えている場合、異動願いをだしたり、職場の配置交換などを提案してみましょう。
職場内の違う部署に異動したり、違うチームと仕事したりすれば、「働きやすい環境」になるケースもあります。
実際に自分の職場でも、頻繁に配置換えを行っています。
仕事上の都合である場合もありますが、人間関係の問題で異動する場合も多くありますね。
自分から異動願いをだして、その先で元気に働いている人も多いですよ。
同じ会社でも、チームが違えば環境や雰囲気は違います。
自分が働く場所が合わないと思ったら、無理に続けるのではなく、異動願いや配置交換を提案してみてください。
自分から行動することで、働きやすい環境が手に入る可能性が大いにありますよ。
➃働きかたや働く時間を変える
- 時間外労働が多い
- 夜勤が多い
- 人手不足で勤務が大変
残念ながら介護福祉士として働いていると、このように大変な状況になる場合も多くあります。
現在の働きかたで心身ともに疲れてしまうなら、働きかたや働く時間を変えるのも、自分を守る1つの方法です。
我慢して働き続けて健康を害してしまっては、なんのために仕事をしているか分かりませんよね。
- 夜勤が多くて疲れるなら、日勤帯で働けるデイサービスや訪問介護への転職を検討する。
- 働く時間が長くて疲れるなら、非常勤として決まった時間数で働くようにする。
- また、業務改善を提案して、残業時間の削減、夜勤業務の見直しなどを行うのも良いですよね。
「常勤で働いていかないと生活が……」、なんて人も多いかもしれません。
しかし、そのまま働き続けて身体を壊しては、もっと悪い状況になってしまう可能性もあります。
介護福祉士の仕事はカラダが資本です。
現状の働きかたで心身が疲弊しているなら、「働きかたや働く時間を変える」という選択肢も視野に入れておきましょう。
⑤生活習慣を整える
上記でもお伝えした通り、介護福祉士の仕事はカラダが資本です。
自分自身が心身ともに健康であって、はじめて良いケアができたり、楽しく仕事ができたりするんですよね。
実体験からお伝えすると、健康であるための基本は「生活習慣」であると感じています。
自分自身、介護職として働き始めたとき、ストレスで10kg以上太りました。
カラダが重くて足腰が痛いしすぐ疲れるので、仕事がかなり大変に感じましたね。
職場でも、入職した頃より太った職員さんを多く見かけます。
ストレスからか喫煙している人も多いですし、お酒を毎晩飲むという人もいますね。
また忙しい状況なので、自分の時間を確保するため、睡眠時間を削っている人も少なくありません。
施設などでシフト制で働いていると、生活時間がバラバラなので、規則正しい生活が難しいこともあります。
介護福祉士として長く健康的に働いていくのなら……
- 栄養バランスのとれた食事
- 6時間以上の睡眠(できれば7時間)
これらを意識していきましょう。
生活習慣を整えることが、自分の生活や健康を守ることに大いに関係してきます。
規則正しい生活習慣を身に着けるには、「運動」と「睡眠」が大切なんです。
下記の記事では、「筋トレと睡眠の関係性」についてお伝えしています。
⑥運動習慣を身につける
介護職は体力や精神力が必要な仕事です。
生活の中に運動習慣を取り入れることで、体力・精神力が向上し、仕事のパフォーマンスアップにつながります。
また、体力面が向上するので、休日や仕事終わりの余暇時間の充実にもつながるんですよね。
介護福祉士としての仕事は、体力面・精神面の両方で疲弊します。
その疲労を予防し、仕事の生産性をあげるとともに、プライベートも充実させるのが「運動習慣」なんです。
実際に自分自身も筋トレを習慣にしており、そのおかげで15年以上も介護職を継続できています。
運動習慣を取り入れることで、食事や睡眠なども意識するようになり、生活習慣を整えることにもつながるんですよね。
介護福祉士としての仕事を充実させるため、余暇時間を楽しむため、運動習慣を取り入れることを強くおすすめします。
下記の記事では、「働き盛りの40代こそ筋トレがおすすめな理由」についてお伝えしています。
筋トレのメリットなども解説していますよ。
⑦自分流のストレス解消法を見つけておく
介護の仕事をしていくには、自分なりの「ストレス解消法」を見つけておくのがおすすめですね。
介護福祉士として働いていると、色々とストレスを感じる場面が多くなります。
ストレス過多になってしまうと、健康面で悪影響ですし、仕事のパフォーマンスやモチベーションもさがってしまうんです。
何か趣味を持っている人は、その時間を大切にして、上手くストレスを発散していきましょう。
また、運動でストレスを発散しても良し、好きなもの食べる・お酒を飲むなどでストレス発散しても良いですね。
食べすぎ、飲みすぎには要注意ですが……
大切なのは……
「仕事のストレスをためすぎないこと」
です。
ストレスを”ゼロ”にするのは無理かもしれません。
しかし、自分流のストレス発散法を実践しながらストレスと上手く付き合うことが、介護福祉士としてとても大切だと感じています。
⑧自分の仕事にこだわりを持ちすぎない
仕事にこだわりを持つことは、悪いことではありません。
しかし、あまりに強いこだわりは持たないほうが、仕事がスムーズに進む場合もあります。
介護の仕事は状況の変化が激しく、臨機応変さがすごく大切になるからです。
介護の仕事は利用者さんの状況次第で、業務の内容や順番などが変化していきます。
そのなかで強すぎるこだわりを持ってしまうと、自分ペースの仕事になりかねません。
介護職はあくまでも相手ベースの仕事になりますので、「強いこだわり」が弊害になる可能性があるんです。
介護福祉士としてこだわりを持つことは良いですが、ときには頭の片隅にしまっておいて、冷静に対応することも大切になりますよ。
➈「チームで仕事をする」という意識を持つ
介護福祉士として働くときには、「チームでケアしていく」という意識が大切になります。
24時間365日、自分自身がケアするわけではありませんし、1人での支援には限界があるからです。
人手不足でやることは多いのに、時間がたりない場合も多々あります。
1人で無理して仕事をしても、ストレスや疲労で良いケアができません。
それは、利用者さんにとっても、自分自身にとっても、良い影響はありませんよね。
なんでも自分1人でやろうとせず、ときには他の人の手を借りたり、任せたりするのも必要なんです。
介護福祉士はチームで動くのが基本です。
チームケアを意識することで、利用者さんに良いケアができるし、自分を守ることにもつながりますよ。
⑩転職する
上記では、状況を変えるために「異動願い」や「配置交換」が有効だとお伝えしました。
しかし、勤めている事業所自体が自分に合わない場合、転職することをおすすめしますね。
無理して仕事を続けていると、心身ともに疲弊して健康を害してしまうからです。
介護福祉士として働ける場所は数多くあります。
1つの場所が自分に合わなくても、探せば必ず自分の働きやすい職場があるはずです。
自分の人生の大切な時間を、健康をすり減らしながら浪費するのはもったいない。
人間関係や仕事の内容など、介護福祉士として大変ことは多いです。
しかし、無理して1つの会社に居続けなくても、自分の働きやすい場所が他にあります。
仕事を楽しく続けるため、人生を充実させるためにも、「転職」という選択肢はいつも持っていてくださいね。
介護福祉士のやりがいとは?
大変なポイントばかりが目立つ介護福祉士の仕事ですが、実際に働いていると、やりがいを感じる部分もあるんですよ。
介護歴15年の自分が感じる介護福祉士のやりがい5選
- 感謝の言葉をもらえる
- 利用者さんの生活が充実する
- 達成感を味わえる
- 努力次第でキャリアアップを狙える
- 人との関わり合いの中で成長できる
大変な介護福祉士の仕事ですが、利用者さんから感謝されたり、大変な仕事を終えて達成感を味わえたりします。
そんなとき、介護の仕事をしていて良かったと思えるんですよね。
大変なだけじゃ仕事は続きません。
仕事をしている中で、自分なりの「やりがい」を感じるからこそ、仕事が継続できるんです。
「介護福祉士のやりがい5選」について、具体的にお伝えしていきますね。
やりがいポイント➀:感謝の言葉をもらえる
介護福祉士として仕事していると、利用者さんに感謝される場面はとても嬉しく感じます。
仕事として排泄・入浴・食事介助などは当たり前なんですが、介助の際に感謝されると、大変な仕事が報われた気がするんですよね。
介護の仕事は人手不足でやることは多いし、制限時間はせまってくるしで、焦りやストレスを感じる場面が多いです。
そんな中で、介助の際にひと言でも感謝の言葉をかけてもらうと、疲れも忘れてやる気になれますね。
介護福祉士の仕事は大変ですが、利用者さんからの感謝の言葉は、15年経験していても嬉しいものです。
やりがいポイント②:利用者さんの生活が充実する
介護福祉士としてやりがいを感じるポイントの1つに、支援している利用者さんの生活が充実する点があります。
自分が関わった利用者さんが笑顔で生活しているのを見ていると
「自分の仕事にも意味があるんだ……」
と、実感することができるんですよね。
- 食事ができなかった利用者さんが、少しずつ食事が摂れるようになったり
- 介助なしで移動することができたり
- お風呂に気持ち良さそうに入っているところを見たり
利用者さんの生活面の課題がクリアできる場面に立ち会うたびに、介護福祉士としてのやりがいを感じています。
やりがいポイント③:達成感を味わえる
介護福祉士として仕事していると、達成感を味わえる瞬間があります。
その際に、介護の仕事にやりがいを感じますね。
自分の仕事が「誰かの役に立っている」と、実感できるからです。
自分が仕事の中で達成感を感じる瞬間は……
- 忙しい勤務を乗り越えたとき
- 自分が支援することで利用者さんの生活課題がクリアできたとき
- 夜勤明け
- 事故やトラブルなく仕事が終えられたとき
- 利用者さんや仲間に感謝されたとき
介護福祉士の仕事は大変ですが、業務の中で達成感を感じる瞬間には、とてもやりがいを感じます。
やりがいポイント➃:努力次第でキャリアアップを狙える
介護業界は全体的に給料が低めの業界になります。
しかし、自分の行動次第では、そのデメリットを改善できる部分もあるんです。
自分の努力次第で昇給・昇格につなげられる部分は、仕事のやりがいにもつながっていきますよ。
具体的なキャリアアップの方法は……
- 資格を取る
- 経験年数を重ねる
- 誠実な勤務態度
- 積極的に難しい仕事に挑戦する
- 自己学習や研修への参加……など
資格をとったり、積極的に新たな仕事に取り組んだりすることで、自分の成長はもちろん、キャリアアップにもつながるんです。
昇給や昇格をすることで、少しずつ責任は増していきます。
しかし、それは自分の努力が認められた結果です。
行動次第で給料や待遇の向上を目指せる点が、介護福祉士のやりがいにもつながると感じますね。
やりがいポイント⑤:人との関わり合いの中で成長できる
介護福祉士は、利用者さんはもちろん、そのご家族やチームメイト、医師や看護師など、色々な人と関わる仕事です。
多くの人と関わることで、色々な価値観に触れて自分自身が成長できる点が、この仕事のやりがいだと感じます。
高齢者の利用者さんのお話から学ぶこともあります。
チームメイトの考え方1つでも、共感できたり、自分と全く違う意見だったり、参考にすることも多いです。
自分と意見が合わずストレスに感じることもありますが、
「そんな考えかたもあるんだな……」
と否定せずに、考え方の1つとして受け取るようにしています。
介護の仕事は1人ではできません。
多くの人がチームとなって支援して、始めて介護の仕事が成立します。
色々な考えの人がいて当然なんです。
自分と違う価値観に直面して日々成長できることが、介護福祉士の仕事のやりがいにつながっているように感じます。
「介護福祉士のやりがい」については、下記の記事で詳しくお伝えしていますよ。
介護福祉士は大変なことだけでなくメリットもある!
何度もお伝えしていますが、介護福祉士の仕事で大変な部分は多いです。
しかし、上記でも書いていますが、「やりがい」と感じる部分もたくさんあります。
また、介護福祉士として働くメリットもいくつかあるんですよ。
自分が介護福祉士として働いて感じた主なメリットは5つです。
- 無資格でも働ける
- 自分に合う働きかたができる
- 行動次第で働きかたの選択肢が増える
- 給料が上昇傾向にある
- 転職しやすい
人材不足の介護業界では人員確保のためか、働きかたの選択肢も増えてきています。
また、介護職員の処遇改善のため、介護職の給与も増えてきているんですよ。
介護福祉士として働くメリット5選について、具体的にお伝えしていきます。
メリット➀:無資格でも働ける
介護福祉士のメリットとして、介護福祉士の資格をとる前の無資格でも働ける点が挙げられます。
就職前に「初任者研修」などの資格をとることも可能ですが、無資格でも働ける会社は多いですよ。
介護福祉士の資格は実務経験が必要なので、働きながら資格をとる人が多いんですよね。
「要○○資格」や「経験者優遇」などが就職条件である職種も多い中で、無資格・未経験で働ける業種も魅力的ですよね。
もちろん、無資格で働いていると給料は低いです。
しかし、働きながら資格をとったり、経験年数を重ねたりすれば、給料は少しずつあがっていきます。
資格がなくても働ける事業所が多い点が、介護職としての魅力の1つですね。
下記の記事では、「無資格でも介護職をおすすめする理由」について、詳しくお伝えしていますよ。
メリット②:自分に合う働きかたができる
働きかたが色々と選択できる部分が、介護福祉士のメリットであると感じています。
自分の現在の状況に合わせて、働きかたが選択できるからですね。
また、状況が変わったときに働きかたを変更できる点も、介護福祉士の強みになります。
介護の仕事の種類はいくつかあって、働きかたは様々です。
- 施設でシフト制で働いたり
- デイサービスなどで決まった時間に働いたり
- 訪問介護でスポットで働いたり
自分で好きな働きかたが選択できます。
状況に合わせて働きかたを選択できたり、変更できたりする点は、介護福祉士の大きな魅力の1つなんです。
メリット③:行動次第で働きかたの選択肢が増える
上記では「自分に合う働きかたが選択できる」というメリットを挙げました。
さらに付け加えると、資格を取ったり、昇給・昇格したりすれば、より働きかたの選択肢が広がるんです。
なぜなら、昇格や資格の取得で、自分ができる業務の範囲が広がるからですね。
- 資格をとって、介護福祉士からケアマネ業務へ移行したり
- 昇格して、現場の職員から「相談員」になったり
- 事務仕事と現場の業務を兼任する、「フロアリーダー」などに昇格したり
自分の努力次第で、働きかたの選択肢がより広がっていきます。
介護の仕事に就いたばかりでは、働きかたの選択肢はせまいかもしれません。
しかし、自分で努力してキャリアアップしていけば、働きかたの選択肢はどんどん広がっていきますよ。
下記の記事は、「介護福祉士の資格は働きながらとれるの?」という疑問について解説しています。
興味のある人はチェックしてみてください。
メリット④:給料が上昇傾向にある
近年、介護福祉士の給料は上昇傾向にあります。
国の政策により、介護福祉士の処遇を改善しようと
「介護職員処遇改善金」
という給付金が用意されているからです。
給付金は各事業所に配られ、職員への分配方法は事業所の判断に任されています。
給料の上り幅は事業所ごとにことなりますが、介護福祉士の給料は確実にあがってきていますよ。
また、今後も高齢者の増加にともない、介護職の人手不足がより深刻化していきます。
国としての介護福祉士の待遇も、より改善されていくと考えられますね。
今後も需要が高い職種である「介護福祉士」は、段階的に給料があがっていく可能性が高い点がメリットの1つです。
メリット⑤:転職しやすい
介護福祉士の資格をもっていると、「転職しやすい」というメリットがあります。
どんな働きかたでも、介護業界は人手不足の事業所が多いですからね。
未経験で働ける事業所も多いですが、介護福祉士の資格が必要な事業所もあります。
資格をもっていれば、施設やデイサービス、訪問介護など、多くの働きかたを選択することができますよ。
違う働きかたに挑戦したい、施設職員に興味があるときなど、資格があればスムーズに転職ができるんです。
介護福祉士の資格をとるのは、時間や労力がかかります。
しかし、「転職しやすい」などメリットのほうが多く、介護職なら必ず取得しておきたい資格ですね。
別の記事にて、介護職の転職について詳しくお伝えしています。
介護福祉士に向いている人はこんな人!
介護業界に勤めて15年以上になり、働いていて「介護の仕事向いてるな」と思う人の特徴が分かってきました。
- 熱意はあるが思考がクールな人
- 体力がありメンタル的にも強い人
- 細かいところに気が付くマネな人
全部が揃っていなくても、どれか1つの特徴をもっていれば、介護福祉士としてスムーズに働けると感じます。
上記のような特徴を持っている人は、長く仕事している傾向にあり、仕事もできる印象ですね。
今後、介護の仕事に就こうと考えてる人、介護の仕事に興味のある人は、上記のような長所があるなら、ぜひ挑戦してみてください。
上記の3つの特徴それぞれについて、具体的にお伝えしていきます。
上記の3点を持っていなくても、仕事しながら身に着けることも可能です。
ご安心ください。
介護に向いている人➀:熱意はあるが思考はクールな人
介護の仕事に熱意を持って取り組むことは大切ですが、思考はクールでないといけません。
なぜなら、自分の想いではなく、利用者さん主体で物事を考えないといけないからです。
介護士は相手の意思を尊重し、その場の状況に合わせて対応していく必要があります。
自分の想いが先行したり、慌てたり急いだりすることで、利用者主体の支援ができない場合があるんです。
介護福祉士として良いケアをするには、「気持ちは熱く、頭は冷静に」がとても大切なんです。
15年働いた今でも、「仕事に熱意を・思考はクールに」を意識して働いていますよ。
介護に向いている人②:体力がありメンタル的に強い人
介護の仕事は体力・精神力を要する仕事になります。
その両方を兼ねそろえた人は、介護福祉士として活躍できること間違いなし。
体力や精神力が強い人は、基本的な介護の仕事のパフォーマンスが高いです。
さらにストレスに強いし、ストレスの発散方法が上手い人も多いんですよね。
その結果、仕事では結果をだして昇進するし、介護の仕事を長く続けられる可能性も高くなります。
体力があり精神力が強い人は、介護福祉士に向いているし、ストレスと上手く付き合いながら仕事ができますよ。
介護に向いている人➂:細かいことに気が付くマメな人
他人の変化に敏感な人や、情報をこまかくチェックする”マメな人”は、介護福祉士にとても向いています。
なぜなら介護福祉士は、利用者さんの細かい変化にいち早く気が付き、迅速に対応することが求められているからです。
利用者さんの細かい変化に気が付くことで、素早く対応でき、大きな事故や病気を回避できる可能性もあります。
情報をこまかくチェックしておくことで、適切なケアができるし、トラブルにも冷静に対応できるんです。
マメに他者の変化に気が付いたり、情報を集めたりできる人は、介護業界では大切な強みになりますよ。
相手の変化にすぐ気が付いたり、情報の整理整頓が上手い人は、介護福祉士にとても向いていると感じます。
「介護福祉士に向いている人」については、下記の記事でより詳しくお伝えしていますよ。
まとめ:介護福祉士は大変なことが多いが対応次第でやりがいやメリットも多い!
介護福祉士の主な仕事内容
- 身体介護
- 生活援助
上記の2つ以外の介護福祉士の仕事は……
- レクリエーションの実施
- チームへの指導や助言など
- 相談業務
- 社会活動支援
- マネジメント
- シフト制だと働く時間がバラバラである
- 人間関係のストレスが多い
- 人手不足で職員1人が担う業務負担が大きい
- 給料が低い
- 仕事の能力での給与や待遇の差がつけにくい
- 時間外労働が多くなるケースがある
- 体力面・精神面での疲労
- 介護福祉士の資格取得に時間がかかる
- 状況により仕事内容や順番がかわる
- 介護の理想と現実にギャップを感じる可能性がある
- 資格の取得やキャリアアップを目指す
- 仲間や上司に相談する
- 「異動願い」や「配置換え」を申し出る
- 働きかたや働く時間を変える
- 生活習慣を整える
- 運動習慣を身に着ける
- 自分流のストレス解消法を見つけておく
- 自分の仕事にこだわりを持ちすぎない
- 「チームで仕事をする」という意識を持つ
- 転職する
- 感謝の言葉をもらえる
- 利用者さんの生活が充実する
- 達成感を味わえる
- 努力次第でキャリアアップを狙える
- 人との関わり合いの中で成長できる
- 無資格でも働ける
- 自分に合う働きかたができる
- 行動次第で働きかたの選択肢が増える
- 給料が上昇傾向にある
- 転職しやすい
- 熱意はあるが思考はクールな人
- 体力がありメンタル的にも強い人
- 細かいところに気が付くマネな人
介護福祉士として働くには、介護の技術・知識はもちろん、体力や精神力、コミュニケーション能力も必要になります。
人との関わり合いが多い仕事であり、ストレスが多く、心身ともに疲弊する仕事です。
それに加えて、仕事の大変さの割には給料が安い……介護福祉士はとても大変な仕事なんですよね。
しかし、上記でもお伝えしましたが、自分の行動次第で給料はあがるし、働きかたも選択できます。
介護福祉士として働くには大変なことも多いですが、メリットはあるし、やりがいを感じることも多いです。
大変さの中にも、仕事の楽しさを感じたり、達成感を味わったりすることも多くありますよ。
楽しさ・やりがいを感じるからこそ、自分自身が15年以上、介護の仕事を継続できているのだと感じています。
介護福祉士としての仕事は大変です。
しかし、記事をここまで読んで頂いた方なら大丈夫。
意識すべきポイント、やるべきことはお伝えしました。
あとは「やるだけ」です。
この記事を読んで、介護は大変な仕事だと感じつつも、やりがいや楽しさを見出し、介護職として成長していけるよう願っております。
また、介護福祉士という資格に興味を持って頂けたら嬉しいです。
今回はここまで。
長文読んで頂きありがとうございました。
それではまた!